2020年6月15日 MOSFETレギュレータ再考その後

先日からモンモンとしている充電系不良。
事実は以下の通り。

この写真はステーターコイルの抵抗値。
三相なので、コイルから伸びる線は3本。
すべての組み合わせが0.8Ω、写真は両手が塞がってるので撮れないけど、エネルギーも規定値通り(SFファンらしくエネルギーと描写してるので、ついてきて下さい)。

ACがレギュレータ内でDC化した時のエネルギーは、こんな感じ。

1000RPM付近でこの値なら、問題ないでしょう。
ところが、バッテリーターミナル間で計測すると12.5Vとか…
週末にもテストしたが状況は変わらず。

こういう場合、オーナーは「今まではこうだった」「こないだは調子よかった」とかいうバイアスがかかるので、知り合いのバイクを預かったつもりで診断。

MOSFETレギュレーターからバッテリーには、もう何もついていない。
そう思っていたけど、実は「リード線」「カプラ」「ギボシ」などがついており、これもまた「トラブルの種」になる。

まずは「基本のき」でもある抵抗値を計測。
プラスもマイナスも丁寧に測っていくと、アース線で怪しげな数値が。
線を手でわしゃわしゃしながら様子を見ると…

ダメなところを発見(笑)。
どういう理由で焼けたのか分からないけど、これは見過ごせない。
原因究明も必要だけど、ここは使わないで、レギュレーターから直接バッテリーにアースを落とす線を新設。
そしてエンジンをかけると…

簡単に14.4Vが出た。

ヘッドライトONでも、この通り。
それにしても、ギボシの焼けは何だったんだろう。
大きな抵抗になっていた、ということなんだろうけど…
本当はレギュレーターの根元から、線を切らないでターミナルに落としたかったんだけど、防水カプラの端子って高いのよね(笑)。

とりあえず、ストックの線の中では、いちばん太いヤツで結線。
ちょくちょくチェックしながら、様子を見るしかない…な。