なんて書くと、いかにもオススメのグローブを知っているようだが。
実はグローブは随分前から、この状態。
KADOYAのタイムキーパー。
現在は廃盤。
手首の部分にザグリが入っていて、いつでも腕時計の文字盤が確認できるのがセールスポイント。
腕時計をしないから、タイムキーパーじゃなくてもいいんだけど(笑)。
コレを選んだのは、鹿革(ディア・スキン)だったから。
水に濡れても傷みにくく、クルマのクロスとして普及してたから、しなやかな強さは実証済み。
ぞんざいに扱ってもなかなか壊れることがなかったが、さすがに20年近く使ってれば、こうなる。
しょうがないので、いろいろ探し始めたが、なかなか「コレだ」というグローブに出会えず、いまはこんな感じ。
まさかのホームセンターで買ってきた作業用グローブ(200円くらい)。
ニトリル手袋、というヤツです。
素手よりはマシなんだけど(笑)。
次に買うのもディア・スキンのグローブ、というのは決めている。
冬場はキツそうだけど、そもそも冬場は積雪、路面凍結で乗れないので。
目をつけているのがコレ。
Napa Glove and Safetyというアメリカの老舗ブランドの逸品。
オーソドックスなデザインなのとガントレットのように裾が長くないのが良い。
裾が長いとヒーローっぽくて男子は胸がときめくんだけど、長すぎると上着と干渉するので好きではない。
ヒップバッグも使ってるデグナーのグローブ。
デグナー製品、実際に使っているけど信頼できるブランドだ。
ディア・スキン(鹿革)だから「洗える」をセールスポイントにしている。
洗える、というのは非常に良い。
ひと昔、ふた昔前はレザーもデニム(ジーンズ)も「洗わないのが掟」のような風潮だった。
革製品は仕方ないとしても、ジーパンは汗や埃、汚れが染みついて、放置する方が生地を傷めるので洗う方がいいらしいし、レザーも専用洗剤で丁寧に洗った後、トリートメントした方が長持ちするのが、いまの定説。
それに、昨今は「衛生管理」が重要になってくるので「洗わないで放置」するより、きちんと洗えた方がいい。
そういえば、どこかで無くしたけど20代の頃、使ってたのがGRIP SWANYのライダーモデルといってもいいG-2B(牛革)。
さっき裾が長いのはどうのこうの、と言ってたのに(笑)。
夏場は、やや仰々しいので、ショートタイプのG-3がいいかも。
グリップスワニーは、ケプラー糸からほつれても、無料修理してくれるのがありがたい。
バイクの運転くらいではそんなに壊れたりしないが、テントかついでツーリング、ストーブで自炊するようなライダーだと、そのまま作業に使えた方がいいし、アウトドアで無造作に使ってると、だんだん傷んでくるし。
そう考えるとスワニーの強さは絶大である。
ただ、使い始めの頃は、裏側からどんどん色が落ちてくる。
こういう、やや「攻めた感じ」のグローブもキライじゃないけど、オールド・バイクだと似合わないのよね。
サーキットを走るわけでもないんで、普段着るものに寄せたデザインの方がいいんじゃないかと。
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