2020年05月31日 TMキャブの修理

Z1R-II

こないだOH中、フロート室を持ち上げたら、無残に切れてしまった燃料ホース。おそらくストックのまま20年以上、変えてなかった感じ。

こないだはIGコイルの件もあってバタバタしてたので、ホースはいつものホームセンターで売っているホースで誤魔化した。
ガソリンには不向きなんだけど、ここだけの話そんなに不具合を感じたことは無かったり。だが、せっかくコレを買ってしまったので。

まずは、いつものように下準備から。
まずは作業台に土台を置く。
マジックで書いておかないと、薪にしたり、ほかの材料に使ってしまう。

土台に載せると、屋根より出っ張っているワイヤーのリンケージをかわし、逆さにしておくことが出来る。
毎度ながら、ワイヤーのタイコの取り外しと組み付けは憂鬱。
外すのは楽なんだけど。

プライマー無しのDIY縮み塗装(結晶塗装)の塗膜は、とても弱いことが判明したので屋根(トップカバー)は外してしまう。
ついでに、塗装の出来が悪かったヤツを入れ替えて、マシなヤツが1番と4番(左右の外側)に来るようにする。

フロート室のガソリン、もったいないけど抜いてしまう。
もちろん、その辺に捨てられないので、火気に注意しながら処分という名の大気開放。

おそるおそるジョイントに突っ込む。
一応、購入前、ノギスで内径を計測したけど、だいたい5回に1回の割合で失敗するので…サイズが合ってて一安心。

カットしてつないだところ。
こないだOHしたせいか、在庫のガソリンにワコーズのフューエルワンを入れたせいかフロートの中はピカピカ!
これは信じてもいいんじゃないかと思う。

ちなみに、エンスーがこの写真を見ると「組み付け方、違うぞ!」と怒られそうだけど、あえてそうしている。
YOSHIMURA MNJが搭載されていないキャブだったら問題ありだろうけど。

そして気になる2番を調査。いちばん怪しいPJを外してみる。

おや、大丈夫そう。
じゃあ、スライドバルブの閉じ具合は皆同じだろうか。

スライドバルブの閉じ具合、微妙にバラつきがあったので、調整してやる。
この辺りは勘で(笑)。

こんな感じで終了。
とりあえず、その辺をひとっ走りしてきたけど、フィーリングは悪くないかと。

プラグの煤け、カブリはなし。
午後から用事があったので十分には走れなかったけど、大丈夫ではないだろうか…

土曜日、久しぶりに2時間くらい走ってみたけど、どこも壊れなかった。
それが当たり前なんだけどね(笑)。