ここ10数年、毎年のように何処かの国へ出掛けています。
仕事がほとんどなので、観光地巡りをした記憶はありませんが(笑)。
自分の中で最優先なのが、いかに海外での滞在が日本の日常とシームレスに移行できるか、ということです。
最初にクリアしなければならないのが、移動のストレスを軽減させること。
機内の映画を1本くらい観ているうちに到着、という近場ならいいのですが、半日以上のフライトともなると、じわじわと疲労とストレスが身体に効いてきます。
国内線でも言えることですが、飛行機は可能な限り、足元の広い席を選ぶこと。
もちろん、チケットの金額が高くなることもあるのですが、同じ価格で選べる場合があるので、その時は、足元の広い席を選びましょう。
あと、トイレが近い人はトイレに行きやすい通路側の席を。
逆にゆっくりと静かにしていたいのであれば、トイレから遠い席がよいかと。
最近は、自宅でチケットの購入から席の予約まで可能ですから、是非お試しを。
機内で寝る間も惜しんで仕事したり勉強したりする方は別ですが、機内食を食べることもなく、とにかくこの時間を利用して寝る!という方。
いかに安眠できるかが課題となります。
ビジネスクラスに乗ればいいのさ♪というブルジョア(死語)というかセレブは置いといて、エコノミーで何とかぐっすり寝たいなら、トラベルピローは必須でしょう。
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これがあるのとないのとでは、快適さが全然違います。
同じ時間、寝て過ごすのであれば、こういうアイテムを使った方がいいです。
現地到着直後、必要になるのは携帯電話の通信サービス。
おそらく、これを読んでいる方のほとんどがスマートフォン、タブレットを使っていて、現地でもネットに繋がっているとか電話が出来るようになりたい、というのであれば、いくつか方法があります。
1.国際ローミング
日本の通信会社が現地の通信会社と提携して接続するサービス。
ガラケーの頃からありましたけど、メチャクチャ高いです。
スマートフォンが普及していなかった10数年前ならいざ知らず、国際ローミングで電話を受けたり、ネットに接続するメリットはないかもしれません。
が、ひとつだけメリットがあるとすれば、情報統制がかかっている国でも西側諸国が提供するサービスが利用可能、ということです。
中国ではFacebookやらYou tubeなど欧米のアプリやサービスは受けられません。
Androidで動く携帯もあるのに不思議ですけど、ようするに、大衆にあまり余計なことを知られたくないのでしょう。一方で中国独自のSNSは西側諸国でも利用できるので、結局、不都合な情報は拡散されるのではないかと思います。
2.レンタルWi-fi
少人数のグループで渡航したり、携帯電話がSIMフリーになっていない人は、ポケットWi-fiをレンタルしていくと良いかも知れません。
一度、使っているグループを見ましたが、ストレスなく使えていたようです。
3.現地のSIMカード購入
基本的にワタクシは出たとこ勝負なので、その国の空港で購入します。
観光客向けの安いSIMが売っていますし、アクティベートもサービスでやってくれます(たいてい、自分でやるから大丈夫、と言いますが)。
国際空港のショップで働く店員さんは、基本英語で大丈夫なうえ、割と親切な人が多いので安心です。
ただ、英語が全くダメ、一緒に行く人も期待薄、という時には、こんなのがあります。
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日本にいるうちに、SIMカードを入手しておく、というものです。
複数の国をまたがって使えるのもいいですね。
この手のSIMカードが面倒なのは、APN設定くらいなので、スマホが普通に触れる人なら問題ないでしょう。
4.奥の手
1でも触れたように、国によってはサービスが受けられないなど、いろいろと不都合が出たりするのですが、それを回避するのが、VPN(ヴァーチャル・プライベート・ネットワーク)です。最強の通信手段なのですが、いかんせん、長期契約を前提に提供されているサービスなので、もしかするとコスパが悪くなることも。
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