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グローブ新調

雑記帳

実は何年も前から「グローブを買わねば」と思っていた。
もはや朽ち果てているKADOYAのタイムキーパー。
ベロクロのカットが深くえぐれていて、腕時計が視認しやすいというのがセールスポイントだったが、この商品が本当にスゴイのは、鹿革(ディアースキン)で造られていること。
ディアースキンって、大昔はクルマのウェスとして付属してきたアレです。
しなやかで、良く伸びて、水洗いもOK。
つまり、タフに扱ってもOKなのだ。
本当に良いアイテムだったのだが、いつの間にかラインナップから外されてしまった。

タイムキーパーに準じる商品を探していたのだが、あまりピンとくるものに出会えず。
穴は開いているけど使えないこともないし、夏場はホームセンターで買ってきた作業用グローブでいいや、と(笑)。

乗っている間はそれでいいんだけど、転倒したら作業用グローブは軍手も同じく「素手よりちょっとマシ」な程度。
Tシャツ一枚、素手でスリップダウンした経験者から言わせてもらうと、分厚い手の平の皮も、肩、上腕、肘、下腕と共にアスファルトで削られ、肉が丸見えになる。
切り傷のように縫えないし、火傷のような感じになって、風呂に入るのも大変だし、何よりも夜に眠れなくなる。
10代のピンピンしている頃でも、そんな感じだから、30代以上の中高年は…もうわかりますね。

なので、シーズン突入前にマトモなグローブを購入。
選んだのがDAYTONA のグローブ。

はるばる、パキスタンからおいで下さいました。
まあ、定番のデザインよね。

ベロクロのDAYTONAロゴがちょっと自己主張している気もするけど…

ジャケットを羽織れば、見えないこともない。
それと、親指の付け根がえぐれていて、肌が見えてしまうのがね。
ワンポイントで日焼けしそう(笑)。
デザイン的にどうなんだろうとか、隙間風が寒くないだろうか、と疑問が沸々と湧いてくるんだけど、買ってしまったものはしょうがない(笑)。
3000円そこそこなので、そこはガマン。
正直、そこにお金はかけなくていい。

その辺をクルリと走ってみたけど、使い心地は悪くない。
ゴートスキンは牛革よりも薄くて弱々しいイメージがあるけど、実際は丈夫で軽いので、グローブのような実用性の高いアイテムに向いている。

プロテクションつきのグローブにしようか迷ったんだけど、正直、ナックル側のプロテクションって「意味あるの?」と思うのよ。
見た目はカッコいいけど…

だって、転んで手をつくのは「手の平」だし…レーサーみたいにコーナーで膝どころか肘を擦るくらいバンクしてたら、スリップダウンした際、最初に地面にヒットするのは拳かもしれないけど…
一般ユーザーが公道でそんなことしちゃイカンでしょ(笑)。
ちなみに、レーサー用のグローブは手の平にもプロテクターがついていて、手首への衝撃を吸収するつくりになっている。

グローブ以外にもフルフェイス、プロテクションが入ったウェア、さらにエアバッグがあれば完璧。
特にプロテクションは、脊椎、腰(尻)、肘、膝あたりは必須。
スリップダウンした場合、身体が出っ張っているところを地面に叩きつけるので。
同じように転倒が前提のスポーツ、スノーボードやらスケートボードのプロテクションが参考になると思います。

と、もっともらしいこと書いているけど、春夏秋冬、朝から晩までバイクに跨る郵便ライダーはどうするんだ?と。
あれだけ運転時間が長ければ、事故に遭遇する確率はレジャーライダーの比ではない。
彼らこそ、レーサー並みの装備が必要だ。
しかし、彼らの多くは半ヘル。
夏場はシャツに素手と、防御力は皆無に等しい。
転倒すればリッターバイクだろうが原チャリだろうが、痛いのは変わらない。
もちろん速度域が違うから多少はケガの度合いは違ってくるが、相手から突っ込まれたらフルカウルのリッターバイクに乗っているから安全、というわけにはいかない。

ロードレーサーの装備+エアバッグが『100点満点』だとすれば、そこからどこまで引き算してよいか、というのは相対的なものではなく、個人の価値観でしかない。
かくいうワタクシもプロテクション至上主義者だったけど、シックなトーンにカスタムしたスクーターにアパレルショップの店員風のお姉さんが、スカーフたなびかせてバブルシールドのジェッペルで通勤している姿を見て「もう、こういう人が勝ち」と…
そんなカッコ、事故ったら痛いに決まっているんだけど「安全性」を言い出したら、最終的にはバイクに乗ること自体、ナンセンスになる。
死にたくなかったら、生きなければいい、みたいなロジックだ。

だったら、自分の好きなカッコで、自分の好きなタイミングで、自分の好きなところを走ったらいいんです。
ただ、治らない傷を負ってから後悔することもあるので、服装、速度、道は十分に安全マージンを確保しておきましょう。
チンタラ走って、よそのクルマやバイクに舌打ちされても、無事に帰宅したライダーが勝者。
そこだけは、いつの時代も変わらんと思うので。