今日(11月26日)の宮城県は、18℃くらいまで気温が上昇。
Tシャツに長袖1枚を羽織っただけでも、少し動くと汗ばむ陽気。
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そういえば、ちょっと前にトップガン・マーヴェリックを観賞。
トム・クルーズがGPZ900RからNinja H2に乗り換えてて、でもGPZもちゃんと大事に乗っていた描写が良かったですよね。
そんな中、ワタクシのZ1RにもH2のパーツ、何かフィットしないだろうか?
エンジンなど動力系のパーツは無理だとしても、外装とか何かつかない?
ようするに、自分のマシンに「H2のパーツが着いている」と言いたいだけ(笑)。
で、探し当てたのがコレ。
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スロットルのケース。
32099-0766。
2022年11月時点での価格は¥1,177。
1000円ちょいでH2のパーツ(ただし他車種共通)が装着できるなんて、まるで夢のよう!
これを着けたら「H2のパーツ入ってるんだよね」じゃなくて「H2に乗り換えたんだよね」と言ってもいいんじゃない?
H2にZ1Rのパーツをつけまくった、という理屈…ダメか?ダメよね…フレーム番号が、思い切りZ1Rだもんな。
昭和コント、一人ボケツッコミはこの辺までにしておいて、何で今頃スロットルケースを買い替えたかというと、スロットルワイヤーを出す部分、ここがRを描いているんだけど、この角度がいまひとつ気に入らないのだ。
ちなみに、既存のスロットルはYAMAHA YZF-R6、スロットルワイヤーはKX250。
ここだけのパーツ選びをみると、ものすごい仕様なんだけど、バイクそのものが旧車ですから…
まあ、でも社外キャブはレース用だし、レース車両用のワイヤーは軽いし、ストリートでも悪くないでしょう。
https://z1r2takeda.com/2017/03/11/dor2017-03/
ただ、ワイヤーの出口に向かう角度が想像よりも緩やかなので、フロントカウルの縁にワイヤーが当たってしまうのだ。
もちろんワイヤー自体、アウター(スリーブ)に入っているので、ワイヤーが擦れることはない。
でも、でも…時々気になるのよ。
もう少しだけ、角度がついていれば、当たってなかったんじゃないの?と。
で、ネットでいろいろ画像検索してみたら、おそらくH2のスロットルが良いんじゃない?と。
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ところが、買ってみて合わせてみたら、ほとんど角度は変わらない(笑)!
1000円ちょいをドブに捨てたようなものじゃない!!
実は袋から出す前にそのことに気づき、そっと引き出しの中にしまったという…
でも、もしかしたら、ちゃんと着けてみたら実は少しだけ角度が鋭角かも?
どうせやることもないし、ちょっとだけ試してみることに。
まずは、いま着いているスロットルケースを外す。
今の仕様にしたのは、5年も前のことなので、手順はちっとも覚えていない。
このままバラしても、大丈夫なんだっけ?
キャブレターに着いているワイヤーを外すんだっけ?
いろいろあやふやだったので、とりあえずタンクとカウルを外しておく。
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でも、ボルト抜いただけで普通に外れました(笑)。
次の問題は、スロットル本体(ワイヤーが巻き付いている白いヤツ)が、無事ケースにおさまるかどうか。
『ハイスロ』は、このスロットルの径が大きいため、ワイヤーの巻き取り量が多くなる仕組み。
これがダメだったらグリップを買い直すか、そっと元通りにインオペするしかない。
が、これもすんなり入りました。
ただ、回り止めの位置が違うので、もう一度、ハンドルに穴を開けてやります。
回り止めを削って好きな位置にスロットルを固定してもいいんじゃない?という意見もあるだろうけど、スロットルはライトスイッチと違って物理的な力がかかる部品。
ここが固定されずにフリーの状態になると、スロットルもズレてしまって都合がよろしくない。
ここは回り止めで固定した方が無難。
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どうやら、ワイヤーもカウルに接触しない模様。
すばらしい!
もちろん、念のため左右にハンドルを切った状態でスロットルを操作して、変な抵抗なく元の位置に戻るかどうかを確認。
これをやらないで走り出すとスロットルが戻らない、なんてことになったら大変だ。
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ありがとう、YZF-R6のパーツ。
この擦れ具合が、この車両の歴史。
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質感自体は、アルミボディだし悪くない。
Kawasaki H2のケースは経年劣化で色が曇ってくるんじゃないだろうか?
そしたら、またこっちに換えてみてもいい。
とりあえず今は「H2のパーツを組んだ」と主張しておきたい(笑)。
おまけ。
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ちょっとだけアース線(黒/黄)の取り回しをリファイン。
何故か変な線を使っていたので、適正サイズに変更する。
ギボシ端子も、あったりなかったりするものが出てきたので、そろそろ在庫整理しないと。
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しばらく配線には苦労し無さそう。
水冷Zのメインハーネスをバラしたヤツ。
リレーやジャンクションボックスが全部ついてきたお買い得品。
時々、こういうのが出品されるけど盗難車じゃないだろうな?と心配になる…