2019年4月27日 Kawasaki 純正オイル Vent Vert

Vent Vert と書いて『ヴァン・ヴェール』と読むらしい。
その昔、はままさのりという作家が書いた小説に「兇兵器ヴァン・ヴィール」というのがありましたが、あまり関係ないでしょう。

これまで、イロイロとオイルを試してきたけど、年間走行距離が目に見えて少なくなってきたので、そんなに高級じゃなくていいんじゃないだろうか、と。
ここ数年、使っていたのが、これ。
Kawasaki 純正オイルのR4。
以前はロゴが赤だったんだけど、最近はモノトーンに。

Kawasaki カタログより抜粋

Zでは4リットル缶が必要になるので8000円近くの出費になると思いきや、実勢価格だと5000円弱で買えるみたい。


いつもだったら、迷わずR4だったのですが、ネット社会はすごいですね。
「こっち使ってみたら?」と閲覧履歴から、別の商品をオススメしてくる(笑)。
それが、コレ。

こちらもKawasaki カタログより抜粋

冴速…キラキラ全開のネーミング(笑)。
1リットル2,600円だから、実際はR4より少しだけ高い程度なんだけど、価格差以上の自己主張(笑)。
それが広告だと1,521円(2019年4月)。


送料無料で1,521円(当時)だと4本で6,084円。
R4も安いけど、実は送料別なので5,400円くらいになる。
700円くらいしか違わないなら「たまには遊んでみるか」ということで、こちらのオイルを入れてみることに。

オイル交換は、二輪四輪問わず、ユーザーが自分で出来るメンテの中では、洗車に匹敵する簡単かつ効果の高い整備項目だと思っています。
DIYにしても、お店でやってもらうにしても。
オイルを交換する、という行為そのものが、ものすごく価値があると20年くらい言ってたりする(空気圧もワイヤー調整も大事ですけど)。

洗車は外観をくまなく清掃することで、不具合発見のきっかけになる。
メカに詳しくなくても「あれ、いつもと違う?」「これ曲がってない?」「傷がついてる」…などなど。
致命傷になる前にお店へ行けばいい。

一方、オイル交換は、それ自体で不具合を発見することはあまりないけど、
「オイル交換しなくちゃ」
という意識がオイル交換という行為に結びつき、エンジンのコンディション維持や寿命が伸びると思っている。
もちろん、お店でやってもらえば、車体の下に潜るので普段見えないところの不具合も発見しやすいでしょう、と。

セルフでオイル交換をする場合、一番の問題は廃油処理。
実は法律的には、油脂類を販売する事業所…つまりスタンドなどは廃油を引き取るように定められているのだが(廃油はリサイクルされ、ほかの用途に使用される)、空き缶にオイルを移して、持って行くのはおっくう。
なので、現実的には「捨てる」という選択肢もアリ。
うちで使用しているのは、こういうモノ。

箱の中には吸収材が入っていて、ここにオイルを染み込ませていきます。
どの商品にも中にタイラップが入っているので、ビニールをギュっと閉じたら蓋を閉めてオシマイ。あとは各自治体のルール通り捨てて下さい。


次にZ(バイク)に必要なもの。
平成も終わるということなので、消耗品のOリングは交換。
毎回交換が望ましいんでしょうけど、ここから漏れたことがないので、とりあえず、2、3回に1回程度でしょう…その辺は自己責任で(笑)。
ただ、Oリングなんか大して高くないので、そこはケチらなくてもいいかと。

まずは、その辺ひとっ走りするなり、暖気してオイルを温めてやります。
ちょっとでいいですよ。あまりギンギンに飛ばすと、エンジンもエキパイも熱くて危ないですから。

まずは、車体の下にオイルを受け止める容器を入れます。
ワタクシはズボラなので、直接、ボックスで受け止めますけど、慣れてないとオイルが床にこぼれることもあるので、オイルパンで受け止めた方がいいかも。

BikeMaster バイクマスター/オイルディスペンサー/ドレインパン 【Oil Dispenser and Drain Pan [151897]】


BikeMaster バイクマスター/オイルディスペンサー/ドレインパン 【Oil Dispenser and Drain Pan [151897]】

で、いよいよドレンボルトを外します。
どれだけ影響あるか分かりませんが、注入口も外しておきます。
メガネレンチが使いやすいので、コレで回します。
昔、オーストラリアを放浪中、車載工具でドレンボルトを回したら、手が滑って拳から流血したので、作業用グローブは必須。
あと、ボルトを抜いた後は、手がオイルまみれになるので、ウェスとニトリル・グローブ等があると良いかと。

そこそこ抜けてきたら、オイル・フィルターを外します。
これもまた同じ感じで外します。ワッシャやスプリングなどが入るので、順番を忘れないように(抜いたまま何処かに安置して撮影するとか)。
抜いたパーツ類はウェスで古いオイルを拭いて、パーツクリーナーで洗浄したら、元通りに組み付けていきます。

ちなみにOリングを組み付ける時は、オイルを塗布してからが基本。
そんで工具の出番は最後の最後です。
最初のきっかけから中盤までは、工具なしで組み付けましょう。
これを慣れたフリしてラチェットとかで回すと、斜めに入ってネジ山をやっつけてしまいます。
いよいよおかしい時は無理に締めず、バイク屋に相談して下さい。

「オイル交換ごときで失敗したのか!ガハハハ」と笑われても、この段階だったら、ネジ山を掃除するくらいで何とかなります。
チャレンジし続けると、ネジ山をぶっ壊して、リコイル(ヘリサート)のお世話になるので。
力を入れるのは、最後の最後、4分の1回転くらいのところ。

いよいよオイルを入れるのですが、ありがたいことに注入用のホースが付属している。
と、その前に、Oリングをオイルに塗るんでしたね…
少しだけ別の容器に移してみましょう。

OMG…Vent Vert…緑の風というよりも、緑の油です。
プレデターの血液みたいです。
「ひょっとしてクーラント買ってしまったの?」
もちろん、そんなわけないんだけど、缶を二度見しちゃいましたよ(笑)。
カタログには載ってたけど、ホントにこんな色なのか。
まあ、無事にエンジンもかかりましたんで、あと1年はこのまんま。
今年はどれくらい、走り倒せますかね。

というわけで、平成最後の整備もこれで終了。
令和初のネタは何でしょうかね?

ちなみに、今回のKawasaki純正オイルの価格は2019年4月現在の情報です。
以下、URL参照。
https://www.kawasaki-motors.com/parts_wear-goods/pdf/oil.pdf