2023年07月23日 Z1Rのオイル交換

Z1R-II

サービスマニュアル通りだと1年後もしくは5000kmに交換すればよいらしい。
以前の交換から約4000kmが過ぎたのと9月に1年を迎えるので交換。

いったいどのくらいのペースで交換すべきなのか、バイク乗りの間ではちょくちょく話題になる。
個人的にはオイルの性能もどんどん進化しているから、そこそこ良いオイルを入れたなら、設定より期間が伸びたからと言ってすぐにアウト、というものではないと思う。

一方、小排気量車だと、そこそこ回転数が高めだから、交換ペースは早い方がいいんじゃないかと思いきや、最近増車したZZR250でも5000kmもしくは6か月で交換、と書いてある(Zは1年)。
水冷で熱的に空冷よりも厳しくないからだろうか?

厳密に「この距離」というのはないのだろうけど、ハードコンディションなのか、そうではないのかで決めたらいいんじゃないかと。

銘柄や商品も各人それぞれ言いたいことがあるのだろうけど、同じ車種でもぶん回して乗る、サーキット走行もするなら、オイルのスペックにもこだわるのは分かる。

でも、通勤にしか使わないバイクに、同じものを勧めるのはオーバースペックだろう。
趣味のものだから「高いのを入れた」という満足感を得られる、といえばそうかもしれんが…

自分は、この10年くらいKawasaki純正のR4を使用している。
価格も手頃だし、悪い印象はない。
必要にして十分だと思っている。

作業はいつも通り。
センタースタンドを立てて、ドレンボルト(17mm)を緩める。
トルク管理して締め込んでいるつもりだけど、外す時はかなり固い。
力ずくで回すとろくなことがないので(経験者)、こういう場合は、いかに力を使わずに緩めるか、が大事。

エクステンション・バーがわりの塩ビ管。
最初から長いのがあればいいんだけど、割とこれでイケる。
例によって写真がないのだけど、オイルはCAINZで買った4.5リットルの処理ボックスで受ける。
おおむね、オイルが流れたら、今度はフィルターを外す。

前回同様、今回もまたフィルター棒が抜けてこない。
何故か棒の先端のネジ山がフィルターのラバーを噛むらしく、全然抜けてこない。
今回は、1センチくらいは抜けてきたので、どうにか傾けたりして摘出できたけど、これが1mmも抜けないとマフラーを外さないとフィルターが外せない。
この作業のせいで床が汚れてしまった…(涙)。

オイル交換だから、というのもあるけど、できるだけツナギなどの作業服を着る。
あと安全靴も履く。
やっぱり何があるか分からないし、今回も床に寝っ転がって作業せざるを得ない場面があったんで。

フィルターはマグネット無。
どっちでもいいんだろうけど、マグネットで功を奏したことがなかったので「無」を選んだ。

毎回交換するのが良いのだろうけど、時々発注を忘れるOリング。
最近、Kawasaki純正のゴム製品における信頼性が低下しているので、社外品で。

インク代の関係もあるのかもしれないけど、いつしかKawasakiのロゴから赤が消えた。
R4も前は赤で書かれてたんだけどね。
純正部品も地味になったよね。

1リッター缶は使いやすい。
4リッター缶だと漏斗(じょうご)が必要になるのと、缶がキャブのパワーフィルターに当たるので外さないと注げない(笑)。

Zは3.7リットルだけどオイルクーラーに300cc入っているという自己設定(ウソ。多分そんなに入らない)なので、4缶使います(笑)。

あとはエンジンに火を入れ、新しいオイルを隅々まで行き渡らせたら、ドレンボルトやフィルターあたりから漏れがないか確認。

本日時点での走行距離。
いまが概算で94000kmだから、次は99000kmに到達するか1年後に交換。
クルマだと2か月以内に到達するんだけどね。

梅雨も明けるし、今シーズンは何処を走ろうかな…