2023年09月19日 Z1Rで行く信州・北陸ツーリング DAY3

ぶらりバイクの旅

普段なら、起きてすぐに朝飯を作り、くつろぐ間もなく片づけ、パッキング…というツーリングなのだが、今回は「朝食の準備が出来ました~」とお知らせが入り、お殿様気分でご飯を頂くわけである(笑)。

出発しようと、車庫へ行ったら何と脱落したマフラーが元通りに!
忙しいオーナーが、朝から修理してくれていました。
普通の旅館だったら、絶対に無理でした。

帰り際、ちょろっとだけ一緒に走ってもらえることに。
空冷Zと一緒に走る機会がないので、貴重な一瞬でした。
やっぱり、この年代のZ乗りは運転が巧い。
よどみなく、迷いなく良いラインを描いていく。

カメラのスイッチ切り忘れ、偶然カメラにアダルティな2人が写りこんでいる(笑)。

能登半島ツーリング

千枚田でお別れした後は、珠洲市方面へ。
この辺りも、なかなか見たことのない景色ばかり。
本当なら、海岸線沿いを延々と走りたかったのだが、さすがにタイムリミット。

能登島までは、宝立山、桜峠を経由する山間部の高速ワインディングを走ることに。
平日だけあって、交通量もまばら。
思い切りぶっ飛ばしたくなるけど、おそらくこういう誰もが走れるようなところには、捜査員が潜んでいるので安全運転で走る。

こちらが『ツインブリッジのと』で、能登島と能登半島をつなぐ橋。
能登島に着いた頃、ちょうど昼だったので水族館の近くまで行ってみたが、心の琴線に引っかかる店と出会うことが出来ず…とりあえず七尾市まで進みんでみることに。

こちらの橋は『能登島大橋』。
ふたつの橋が、島と本土をつないでいる。

七尾市は、港町だけあって寿司屋や海鮮料理が盛り沢山。
が、前日も今朝も美味い魚介類を頂いたのと、この先、夜までノンストップで走ることを考えたら、ガッツのあるメニューがいい。

というわけで、道の駅の2FにあるカジュアルレストランORANGE Gardenでカツカレー。
見た瞬間に「これだ!」と思ったくらいだから、肉に飢えていたんでしょう(笑)。
10分そこそこで平らげたら、いよいよ帰宅。

北陸道・磐越道・東北道で帰宅

ここからは、ただひたすら家を目指すのみ。
午後2時にガソリンを満タンにして、そこから高速道路に乗り、北陸道、磐越道、東北自動車道を使って宮城県を目指す。

長距離走行のコツ…というほどではないが、疲労を軽減するには、とにかく上半身の力を抜く。
高速走行に耐えなければ、と力みがちになるけど、力を入れるのは下半身。
車体を挟み込むというより、逆U字で全体的に抑え込む感じ。
で、腕は力まず、ハンドルも握るのではなく、親指と人差し指で軽く輪をつくり、小指を添える。
生卵を潰さないように持つ感じ。
ブレーキレバーに指を添えないの?
と思われるかもしれないけど、力んでいなければ、すぐに指をレバーにかけられるし、その一瞬で生死を決めるような速度で走ってはいけません(笑)。

こういう不思議なスイーツに出会えるのもSAの楽しみのひとつ。

高速道路でも一般道でも、だいたい200kmごとに給油と休憩。
Z1Rは200kmで10リットルを消費、半分くらいの量になるので、ここで入れておくと「スタンドがない」とパニックにならずに済む。
それに200kmも走れば、お茶の一本くらい飲んだ方がいいだろうし。

新潟に入った辺りで雨はどんどん強くなり、またもレインウェアを装備。
雨雲レーダーをチェックすると、降ったりやんだりの繰り返し。

そして七尾市から7時間半かけて走り、やっと帰宅。
気がつけば、今日は775kmも走っていたことになる。
1日でこんなに走ったのは、オーストラリアのナラボー平原以来だ。
そして、ナラボーは、本当に一本道を走っただけだから、あっちこっち観光して走り切った距離としては最高記録。
自分も頑張ったが、Z1Rが頑張ってくれた。
どこかでガスケットが突き抜けたり、電装系がイカれたり、反対側のマフラーが脱落するんじゃないかとヒヤヒヤしたけど、なんだかんだいってノントラブルで走り切った。

走る骨董品みたいに言われる旧車だが、ちゃんとメンテしていれば、ここまでやり切れるのだ。

本日の走行距離

輪島市→能登島→自宅
775km
そして3日間の走行距離は1700kmオーバー。

おまけ

今回の反省点というか改善点。
ケチケチ装備の集大成ともいえる、このホームセンターで買った箱はオススメできない。
固定方法がベルトだったので、モノを出し入れする際、1からパッキングし直さなければならない。
最近のツーリングバッグはサイドからアクセスできるので、そっちの方がずっと便利。
あと、積み重ねるせいで荷物が高くなり、重心が上になってしまう。
なるべく重いものは下に入れてはいるけど、使い心地はよろしくない。
テーブル兼キャリアにフィットする、というのは良かったけど…せいぜいデイキャンプ用だろうか。

ウェストバッグ
これもライダー用に特化してあり、便利ではあるのだが、腰の後ろに回すと荷物にぶつかる。
腹側に回したら回したで、車体の形状によっては腹につっかえる。
荷物の量にもよると思うけど、ロングだったらタンクバッグの方が良いかも。

地図を載せて走ることもできるから機能的。
あと、わずかな重みではあるけど、自分の腰や背中に荷物があるだけで疲労感が増す。
自転車乗りの人なら分かると思うけど、身体には余計なものがついていない方がいい。

もちろん、タンクバッグも仰々しくなることもあるから、そこは使い分けたらよいと思う。

車載工具

How to 本には「絶対必要」と書いてあるけど、その工具でキミは何が出来ますか?と。
最近はあまり聞かないけど、クラッチワイヤーが切れたとする。
ワイヤーを交換するのに手順は頭に入ってる?そんで必要な工具、ちゃんと言える?
そして、予備のワイヤー、持ってる?
もし、自分が出来なくても、通りがかりのライダーが出来るかもしれないから、工具は持っておいた方がいい、と言う人もいたけど…だったら知識と技術を身に着けた方がいい。

アタシはソロ専門なので、トラブルは基本的に自分で対処しないといけない。
今回、大助かりだった脱落マフラーも、最悪は自分で何とかしないといけないし、解決策もいくつかは思いついている。
とりあえず、ロングツーリングの際、選抜するのはこれらの工具たち。

スパークプラグだけにかぶったけど、許して下さい(笑)。
ロングに行く時に持っていくのはこれくらい。
ほかにも予備のフューズ、予備のクラッチワイヤー、針金(アルミ、ステン)などがあるけど、割愛。

日頃、整備や修理するうえで登場回数が多いものをチョイス。
アクスルシャフトを外すようなデカいスパナを持参しても、どうしようもない。
転倒してレバー類が折れるのも怖いけど、いちばん嫌なのが、電装系のわけの分からないトラブル。
とりあえず、テスターとプラグとリレーがあれば、何とかなる気がする。

旅の経費

高速道路  14,470円
ガソリン代 16,549円(84.35リットル)
食費 8,871円
宿泊費   13,840円(旅館は食費含む)
温泉 380円
   合計 54,110円

高速道路代もだけど、やっぱりガソリン代が重くのしかかる…!
一般道のSAだけじゃなくて高速道路での給油となると高くつくので…
これがリッター160円くらいだったら、3000円くらい安く済んでたのか…
物価上昇に賃金が全く追いついてないんだから、頼むよ日本政府のエラいさんよ!