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あと2000kmも走れば00000になるZ1R…とはいえ、このメーターも中古の後付け品なので、本当の距離は不明。
それはさておき、9月になってもまだまだ暑い。
昨年、9月半ばに長野と能登半島を走った時も、本当に暑くてしんどかった。
しばらく走っていないが、北海道もきっとそんな感じなんだろう。
なんてことを考えながら、少しだけ涼しくなった時間帯を狙って走っていたら、突然エンジンに異常発生。
痰が絡んだように、ドリュドリュと吹けが悪くなり、エンジンが震え出す。
昔は「痰がからんだジイサン現象」と呼んでたが、いまは表現に気をつけないとイカンらしい。
ちょっとおかしいぞ、と信号待ちでアイドリングスクリューを回そうとして、腰をひねったのがよくなかったのか、今度は突然自分の身体に異変が。
腰というか背中が危険なレベルで痛み出した。
ギックリ腰?ギックリ背中?
少し涼しくなったとはいえ、外は快晴30℃。
ここでマシンが停まったら、えらいことになる。
痛む腰をかばいながら、アクセルを煽り気味で走り、どうにか帰宅。
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ピントがぜんぜんプラグにあってない(笑)。
新しいスマホのカメラ、慣れてなくてゴメンなさいね。
でも、真っ黒なのはお分かりいただけると思うけど。
こういう風になる原因はいくつか考えられるけど、とりあえずキャブを開けてみましょう。
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昔はこんなことをやってると「オレって自分のバイクもいじれるってすごくない?」と悦に入ったものだけど、こんなのお金払ってバイク屋にやってもらうのが真の大人よね、と思う今日この頃。
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そういや「何でトップカバーも外すんですか」と聞かれたことがあったけど、外した方が逆さにした時に安定するのと、縮み塗装が剝がれないようにするため。
キャブは精密部品の集合体なので、時計をいじるくらいの感覚がちょうどよいかも。
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水槽(フロートチャンバー)を外して、メインジェットなどを点検すると…あれれ?
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メインジェットが緩んでる…!
これじゃ、ガソリンがジャブジャブ燃焼室に送り込まれるわけよね。
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せっかく外したのでキレイに掃除する。
外装なんか汚くてもいいけど、稼働部品はキレイにしておきたいタイプです。
いよいよキャブを組みつけようとしたけど、ここで大問題が発生。
腰痛がぜんぜん治らなくて、キャブを組み付けることが出来ない…!
1番を入れると4番が外れ、4番を入れると1番が外れ…の繰り返し。
身体が何ともない時は、両手にキャブを持って突き刺すようにはめ込めばオシマイだったのに。
暑さと痛みで脂汗が流れ出てくる。
そこらにあった角材を使い、どうにか押し込むことに成功。
オッサンになると大型バイクはきついとか投稿してるSNSあるけど、排気量も車重も問題ではない。
独りでキャブを組み付けできなくなる方が問題だ。
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どうにか組み付けに成功。
本当はプラグも一新したかったんだけど、まだ使えそうだったので、キャブクリーナーとエタノールでカーボンを除去して再利用(笑)。