2006年04月 Z1Rのメインハーネス交換 その3

Z1R-II

4月も終わりだというのに、作業は全然進んでいません。
それもこれも、普段の激務と天候不良のおかげです。
同僚も「ちっともマシンをいじれない」と嘆いております。
まあ、オレの場合はパーツ発注のタイミングが悪く、部品が揃わないのも原因なんですが。

メーター周りの仕上げ

前回棚上げになっていたシティライトの仕上げ。
ヘッドライトケースのところに2本線が出てるでしょ?
Z1R、Mk2にはあるけど、750FXにはない灯火類。
配線の色は「茶/白」と「黒/黄」。
配線図を見る限りでは、メーターランプと同じ線に繋がるので、そこいらへんにつけてやることに。

が、こいつらの線もキテます。
カチカチです。
作ってもよかったのだが、メンド臭いので純正品をオーダー。

パーツNo.23008-038 ソケットアッシ  ¥320
パーツNo.23066-008 ダンパーラバー ¥160

この2点。安いもんです。

ヘッドライトケースも、シオシオになっている…こういうところは、もうあきらめ(笑)。
旧い部品との比較。ラバー製のダンパーなんか割れてしまっている…新品バンザイ
原理的には、こういう感じで繋がる

これでメーター周りの配線加工は全て終了。
あとは、もうすぐ届くはずのイグニッション、時計がそろえば、以前のようにメーターを装着できる…はず。またしばらくお待ち下さい。 

今月はこれで最後の作業です…
いよいよ、車体本体にハーネスを搭載…と、書くとクライマックスみたいだ。
が、ホントのところは、ハーネスを車体に這わせて、各サブハーネスとの折り合いを見るだけ。

フィッティング・テスト

特に各部で枝分かれしている部分は要注意。
優先すべきは、ハンドルで切れ角が生じる部分、そしてニュートラルスイッチ。
ニュートラルスイッチはメインハーネスから直接スイッチの端子に差し込まれる(別に、延長してもいいんだけど)。
なので、後でこいつを…と思っていると、もしかしたらスイッチに届かない…なんてことも?
いくらなんでもそんなことは…とは思うけど、実際ちょっと危なかったのヨ。

写真でお見せしたいところだが、出張行ってデジカメを事務所に置いたまま(涙)。
今回、写真ないうえ、後で撮るかどうか分かりませんので、なるべく克明に書いてみます。

まず、オルタネーターからの3本線。
先ほど書いたようなこともあり、少し長めに取っておいたので、メインハーネスに合わせてカット。
もちろん、カットしただけではダメなので、ギボシ、熱収縮チューブ、絶縁キャップを装着する。
実は他車種のことって、これっぽっちも知らないんだけど、オルタネーターから伸びた線の接続ポイントってどの辺りなんでしょう?

接続箇所ってあまりハードな環境にない方がいいわけでしょ?
しかし、Z1R(多分、Mk2とかも)はセルモーターの真下辺り、つまりエンジンのすぐ側なんだよね。
初期Zみたいにステーターコイルと一体だったら、安心感があるんだけど…
結局、ワタクシのZ1Rは従来通りの位置に納まったわけです。
 
ニュートラルスイッチ、ハーネスを買った当時は「何だか純正品と違うじゃん。大丈夫かな?」とビビっていたけど、ギボシのメス端子がくっついており、こいつがニュートラルスイッチのスイッチにハマるので、あまり気にしなくてもいいみたい。
絶縁キャップもついているから、機能的には問題はないでしょう。

お隣のオイルプレッシャースイッチハーネスは、PMCのリプロを購入。
山高帽子も、セルモーターが納まる場所とスイッチの間の壁にあるグロメットもダメダメだったので交換。

気をつけた方がいいのは、Mk2などの後期型Zエンジンに装着する場合、ポン付けではありません。
後期型Zはスイッチ側端子が棒状。
しかし、ハーネスの造りは前期型(丸型端子)。そのままでは固定できない。
ちなみに前期型はスイッチにはネジで固定する方式。

どうするのかというと、スイッチ自体を交換しなければならない。
すると、さらに3000円くらいの出費がかさむ。
いくらなんでも、こいつはカンベン。

鉄ワッシャを何枚か入れてから丸型端子を棒に通し、メス端子で作ったパイプを圧入して固定。
ちょっとやそっとじゃ取れないでしょう。
機能的には問題なし。

オルタネーターの3本線がキマったことで、数ヶ月ぶりに我がZ1Rのスプロケカバーとセルモーターカバーが装着されました。
カバーはかけていたとはいえ、風雨にさらされて、辛かっただろうねえ。

左ハンドルスイッチ Gpz400を流用

オートウインカーキャンセルリレーがお邪魔なので、純正品とはおさらば。
ていうか、750FXのハーネスを使う限り、純正品はよく分かりません。
ちゃんとやってらっしゃる方もいますが、オレにはムリなんでヤフオクよりGPZ750のスイッチを落札。

同じカワサキだし、ハザードがついているところがウレシイ。
ちなみに、購入するのはGPZ400の方がいい。
なんでかっていうと、750はスターターロックアウトスイッチの関係上、配線がちょこっと複雑なのね。
400はポン付けOK…という話(つけてるヒトが言うのだから、間違いないだろう)。
 
配線図まで入手して研究したものの、よく分からないので、Z’sわたなべさんに「お助けコール」。
「ちょちょいのちょい」でやってもらいました。
ワタクシのZライフは、わたなべさん無しにはあり得ません。

で、こいつを取り付けるわけだが、もうひとつ注意点。
スイッチ内部に、回り止めがついているのだが、こいつが凸になっている。
凸をとっぱらうか、ハンドルに穴を開けて凹を作ってやるかふたつにひとつ。
前者の方がラクなのだが、これをやるとスイッチがくるくる回るという先人のありがたい教えが。
てなわけで、ドリルで穴を開けてやる。
適当にやったら、ハンドルが穴だらけになるので(実際、危なかった)、ちゃんと確認が必要でございます。

結局、四月中には間に合いませんでした…
来月も出張があるからなあ。
どうなることやら…

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