2024年04月28日 Z1RのUSB給電ポートをKaedear製品に変更してみる

メンテナンス

数年間、使っていたUSB給電ポート、実はちょっと前…年寄りのいうちょっと前だから、かなり前だったりするんだけど、調子がよろしくない。

スマホやらカメラやら給電しながら利用するデバイスが、ちっとも充電されない。
ちっとも、と書くと語弊があるか。
ステータスは「充電」なんだけど、一向にプラスにならない。
いっとき、エンジンの近くに変圧器を設置して「もしやこれはあまりよろしくないのでは」とカウルの裏辺りに置いてみたけど、あまり改善されなかった。

ナビ代わりに使っているスマホが電池切れになったら困る。
自分で書いていうのもなんだけど、ほんの10年20年前までは紙の地図、ルートを書いたメモ紙をタンクバッグにはさめて、細かいところはついた先で人に尋ねるとか、役場のようにゼンリン閲覧できるところで地図帳をめくるとか、そんな風にして目的地を目指した。

実際にたどり着かないと、道の先がどうなっているのか想像もつかない。
が、いまじゃストリートビューで景色さえ見ることができる。
まるで、ほとんど解答例を片手に勉強しているようなものだ。
バイクだけじゃない。
クルマもナビを使いまくっていると、ぜんぜん道を覚えない。

「人間、どんどんダメになるね」という否定的な見解もある一方で「限りある脳細胞、ITや機械に頼って空いた領域をもっと高度なことに使えばいい」というポジティブな意見も。

自分にとってはスマホナビもスマホ音楽もスマホ通話も便利だし、WEBに掲載するためのアクションカメラの映像を長時間撮影するためには、外部電源が必要になる。

今回、買い替えたのはKaedearというブランドの製品。
あけすけに言うと、世界的大手ECサイトで売られている商品は玉石混交で、ダメな商品は何処まで行ってもダメなんだが、Kaedearの商品は個人的に気に入っている。

スマホのホルダーも調子が良くて、Z1R以外のバイクにも取り付けている。
購入したのがコレ。

過剰包装気味のイメージが強かったけど、配線など柔らかいパーツが多いせいか真空パック的なパッケージで送られてきた。

内容物。
事前に計測していたけど、本体が意外に大きく感じるのは変圧器と一体だからだろう。

電圧計がない車種だとありがたいのでは?

蓋は防水になっている。

フォークブラケットにボルト穴がついていたので、これをマウントにする。

こんな感じ。
配線の取り回しは以前使用していたものを流用したので、カプラの小加工のみ。
あまりスペースを取りたくないので小さい110型をセット。
買った人はわかると思うけどKaedearの配線は結構太いので、110端子だとパンパン。
真似っこする人は、上手いこと加工して下さい。

ここでは詳しいことは書かないけど、フューズもかましてね。
どの製品もフューズついているけど、安全上、ここは省略しないように。

いったん外してテストしてみる。
ON/OFFスイッチつき。
バッテリーから直で取るためのスイッチ?
個人的にバッテリーから直で取るのはオススメしない。
レアな不具合が重なって、キーOFFでも通電しちゃうとバッテリーのパワーが失われるから。
せっかくACCあるんだから、そっちの方が無難。

電圧計の表示が逆さ(笑)。
でも、USBの取り出し口は上じゃないと絶対に不便だしね。
防水のこともあるから水平につけるのが正解なんだろうけど、カウルの内側だしね。
この位置で降雨にやられる状況だったら、そもそも走らないし。
ハンドル回りもスッキリしたので、良いんじゃない?

電池残量50%くらいのスマホを充電してみたけど、ちゃんと充電してくれる。
めでたしめでたし。