2010年2月10日 燃料コック交換

暖冬とは言うけど、(乗りたい時に)なかなか雪が消えてくれません。
でも、昔、昔のその昔…ワタクシがまだフランソワーズ・アルヌール萌えだった頃は、いつも雪がすごかった。
ミニスキーで土手を滑り降りたことも当たり前。かまくらだって作れた時さえあった。

大雪の思い出といえば、ある大雪のクリスマス。
鶏の丸焼きを買ってくるはずの父親が帰ってこなくて、何処にいるかも分からず(当たり前だけど携帯電話もない時代)。
ニュースでは電車が停まった、道路が渋滞してるなどと報道しているから、おそらく雪で帰ってこれないのだろう。
土手の近くに立っていた電柱が、おそらく電線に積もった雪のテンションで傾き、土手の下にある家の屋根瓦を直撃しそうになっていた。
やっとオヤジ殿が帰宅したのは、夜中近くだった。
さあ、やっとクリスマス。
丸焼きの入ったハコのフタを開けると、なんと丸焼きは半ばバラバラに。
まるで、獣が食い散らかしたようである。

「ハラが減ってしょうがなかったからなあ。食っちゃったよ」
 
幼いワタクシには、ショックで仕方なかった。
が、おそらく寒さに震えながら、もうどうしようもなくて、生きるために食ったんだろう(エアコンの存在まで想像していない)。
引きつった顔で頷いたハズである。
 

あれから数十年。
時々非常識な行動を取るオヤジ殿もすでにこの世を去り…気がつけば、この修理レポートも10周年。
つまり、このWEBも10年以上存続しているというわけですね…早いねえ。

今回のネタは「燃料コック」。
TMキャブを搭載した際、ファンネルと干渉するというので燃料コックのツマミをカットするという暴挙に出たワタクシ。
当時はそうするしか道がなかったんです。

でも、やっぱり不便。何しろ手で回らない。
アルミパイプでアダプターを作ってみたけど、だんだんアルミがへたってくる。
グレイトリッチ(あ、15年ぶりの言い回し)なロッケンローラーなら「ピンゲル、カモォン!」ていうことも出来るんだけど…
燃料コックに1万円以上は支払えないです。品質は良いのかも知れませんが…でも、ちょっとムリです。

イロイロと探していたら、以前、格安でピストンを購入したパーツ屋さんのサイトに「Z系燃料コック」がラインナップされている。
しかも、見る限り、PMC社の製品と瓜二つ(見た目は)。
ちょいと迷った後、買ってしまいました。

だって2500円くらいなんですもの。
お昼ごはんを100円減らして調整すれば、何とか捻出できる額ですから。
現物はこんな感じ。

なかなか美しいでしょう。
特に指だけでツマミが回るなんて、こんな嬉しいことはない!!
だって、しばらくパイプだの、プライヤーだので回していたんですから。
しかも、エンドは2本出し。純正とは、やる気度が違います(そうなのか?)。
 
購入したのはだいぶ前なんですが、2月までほったらかしていたのは、燃料がイッパイだったから(笑)。
そんなの別に抜いてしまえばいいんだけど、メンドくさいでしょ?

とりあえず、こんな感じで傾けてみて、ガソリンが流れ出さなければOK。
傾きすぎると、給油口から出るので要注意。
要注意っていったって、こんなことやる人いないですよね。
 
角度を変えないよう注意しながら、コックを外す。
ストレーナーとも久しぶりのご対面。放置車輌だった割には、あんまり汚れていないみたい。
持ち上げながらの作業なので、ササっと交換しなければなりません。
ストレーナーの位置関係を見ると、純正に似ているような気もしますが、そんなのは後回し。
レンチでグイグイ締めこんでいきます。

こうしてみると同じくらいだが、ホントはボルトの位置から比較しなければならない…のは、後から知ったことです(涙)。
はい、これにて終了。何て簡単なんでしょう。
燃料パイプを購入していなかったので、完成とまではいきませんが、そんなの大した作業じゃございません。
タンクを元に戻し、出口を指で押さえながら、スイッチを回してみます。

すると・・・

またも、干渉するじゃあ、あ~りませんか!!

画面じゃ、分かりづらいかもしれませんけど。
これ、このままツマミを下にすると、フィルターに先っちょが刺さるんです。

ガーン(死語)。
めまいがするのを必死で抑え、一生懸命考える。

ネジ山はまだあるから、もっと締めこむ?
いやいや、これ以上やったらパッキンが破断するでしょ。
角度を変えて調整できないものか。
そうすると、今度はキャブ本体と干渉する。

どうすりゃいいの?
さあ、考えろ。考えるんだ。
下に回すのがダメなら、上に回したらいいんじゃないのだろうか。
内部がどういう構造になっているのかにもよるけど。
 
まずは、二本のネジを外して、ツマミ止め、ツマミを外してやる。
すると、中から「なんだ、おめえっこの!」と言いたげな顔が出てきます。
そう見えるでしょ(笑)?
ツマミの裏側には、ミゾがほってあり、回転させた位置により流れ落ちるのを止めたりコントロールするみたい。
どっちがどういう機能を持つのか、よく分からんので、とりあえずひっくり返して装着してみます。

ツマミが縦に来た時にON、横にした時にOFFだったらいいわけで。
どうやら問題はないみたい。あとは、コックとキャブを連結するだけ。

この「顔」がガソリンを送り込むわけだ 反対側に取り付ければいいというものでもないだろうけど…
ハイフローというヤツなんでしょうか、純正は出口が1本に対して、こいつは2本出しです。
なので、Y字パイプは使わないで、直接キャブに連結。
ところが、ホームセンターで購入した8mmホースのヤツが、キャブ側にハマってくれない。
しょうがないので、ヤフオクで2重構造の燃料ホースを購入。これならいいだろうと思ったら、今度は外径が太すぎてK&Nと干渉してしまう。
で、また結局チープなピンク色のホースに逆戻り。
おまけに、リザーブ側に回すと、キャブ本体に当たってリザーブ機能が働かない(OFFのまま)。
 
むーん…こんなんでいいんでしょうか。
とりあえず、しばらくこれでやっていきますが、もしかしたら純正コックのツマミを直した方がいいのかも…