9月を過ぎると気温も湿度も下がり、ようやく「ロングツーリングへ」という気になる。
昨年に続き、9月の連休を利用して遠出してみる。
今回の目的地は月山。
羽黒山、湯殿山と共に「出羽三山」と呼ばれる山形県を代表する山のひとつで、古くから修験者たちの修業の場として知られている。
高さこそ2,000mに届かないが、令和の今も山形自動車道を寸断するほど険しい山で、夏までスキーが出来る…どころか、あまりにも積雪がすごいため、スキー場がオープンするのは4月から。
混雑しそうだったので、出発は6時。
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大袈裟なパッキングになってしまった。
下の箱に調理器具やクッカー、ストーブなどを入れ、上の箱は雨具と着替え1日分、タオル。
ネットで括りつけたのが寝袋とテント。
寝袋は25年前、シドニーのアウトドアショップで購入したPaddy Pallinの製品。
オーストラリアのアウトドアブランドらしいけど…日本で取り扱いあるのかな。
夏場はダウンの軽くてコンパクトなヤツを使っていたんだけど、誰かが持って行ってしまったらしい…
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ちょうど1年前、白神山地の白神ラインをアタックした時の装備。
箱ひとつに収まっているのに…何で??
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ちなみに、これは20年前、10日間くらいの北海道ツーリングに持参した荷物。
タンクバッグにレインウェアを入れてた気もするけど、この中にテントも着替えも収まっているのだ。
いつの間にパッキング下手くそになったんだろう(笑)。
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クルマの数が少なかったこともあり、山形県へ突入するまで1時間そこそこ。
宮城・山形の峠道はいつも雨が降るのでコンディションが心配だったけど、今回は問題なく走り抜けることが出来た。
河北町の田畑を抜けて国道112号線に乗る。
普段の様子は分からないけど、早い時間帯に抜けたせいか、3連休のど真ん中でもクルマ通りはそれほど多くない気が。
月山湖のある寒河江ダムを通り過ぎてから少し走ると、すぐそばに「月山山麓湧水群」が。
名水100選に選ばれるほどの水らしい。
いちばん近いのは、国道112号線から右折して、数百メートル走ったところにある湧き水。
コンクリートの土管のようなものが路肩に突き出しているだけなので、初見だと見逃す可能性も。
水を求めて路駐しているクルマもいるだろうから、割と見つけやすいと思われる。
最初はここで水を飲むなり、おすそ分けしてもらうなりして、先を急ぐ予定だった。
しかし、もう少し「名水」風の場所に行ってみたい、という欲が(笑)。
調べると、さらに登ったところにある「山形県立自然博物館」付近に湧き水ポイントがあるらしい。
月山湧水群
バイクをさらに進めること10分くらい。
ありました。
山形県立自然博物館。
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しかし、湧き水の気配はないし、湧き水を汲もうとしている人たちもいない。
普通、湧き水がジャンジャン出ているところって、ポリタンクでえげつないくらい水を汲むオッサンたちがいるでしょ(笑)?
博物館の中に入り、出迎えてくれたスタッフさんに訊いてみる。
「この辺りに湧き水があると聞いて来たんですけど…」
「ええ、ありますよ」
間違いなかった!
「で、どの辺りなんでしょうか?」
すると案内図を拡げて
「建物を出たら、あの道を歩いて、ここまで来たらここを登って、こんな感じです」と地図を渡してくれた。
何だか随分と長そうだけど…大丈夫だろうか。
「だいたい20分くらいです」
「…片道ですか?」
「はい、そうです。その前に、これお願いします」
と、差し出したのは簡易的な入山届。
え?登山なんだろか、これ。
底がツルツルのリングブーツで歩けるのだろうか。
北海道ツーリングの時も、こんな感じで歩いたから大丈夫だろうけど。
ちょっぴり迷ったけど、登山道を歩き始める。
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道自体は整地されていて歩きやすいので助かったが、何しろ暑い。
近づく台風のせいなのか、9月中旬でも真夏のような暑さだ。
まだかな、まだかなと思いながら登っていくと、水の流れる音が聞こえてくる。
せせらぎに惹きつけれるように、ペースが上がる。
汗だくになりながら、湧き水ポイント「月山の湧水」に到着。
急ぎ足で登ったせいか、15分とかからなかった。
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これまでの旅で立ち寄った湧き水は、整備されてジャージャーと噴出しているようなものが多かったけど、こういう元の元というか、湧き水の出発点のような場所は初めてだった。
なので水を汲むために特化されている風でもなく。
仕方ないので、石に片足を乗せて汲もうとしたら、コケで滑って片足ダイブ(涙)。
一瞬だったのと、ブーツだったので水が浸みなくて助かった。
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それにしても、滾々と湧き出る水の透明度と言ったら…すごくきれい。
水生昆虫らしき姿もあったけど、とりあえずちょっとくらいなら大丈夫だろうと完全自己責任モードでそのまま飲んでみる。
うまい。
どれほど他の湧き水と違うのかまでは分からないけど。
そして、いつまで眺めていても飽きない。
そしたら、こんなトカゲが顔を出してくれた。
愛嬌があってカワイイね。
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ネイチャーセンターに戻って時計を見たら、まだ10時。
せっかくなので、月山スキー場へ足を伸ばしてみる。
月山スキー場
月山スキー場までの峠道は、それほど厳しくない。
道幅も広く、割と走りやすいと思うけど、ややブラインドもあるので対向車には要注意。
目玉を三角にして走れるような道じゃなくて、景色をチラ見しながら、ゆったりと走る道なので。
天候もよい三連休のど真ん中ということもあり、駐車場はかなり混雑していた。
我々のほかは、トレッキングポールなどを持った登山客ばかり。
ただの観光客はいなかった気がする(笑)。
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そういえば、駐車場の手前に「駐車料金ご協力ください」と看板が出ている。
駐車場整理をしているスタッフさんに「どこで払えばいいですか?」と聞いたら
「公営の駐車場なので要りません」という回答…よくわからんけど無料で停められた。
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山を降りて、再び112号線に乗る。
小一時間ほどで鶴岡市中心部に到着。
いったん給油。
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恒例の燃費チェック。
182km走って8.28リットル…てことはリッター21.9km?
40パイのTMでもツーリングモード(3000RPMまで)だと、こんなに走るのか。
純正負圧キャブよりも、燃費良いんじゃない?
この頃から、気温がさらにアップ。
時々道路に設置されている気温計は、軒並み35度超。
もはや真夏というか、真夏以上。
国道7号線を南に向けて走る。
いつもはリアス式海岸ばかりなので、日本海側の道を走ると新鮮な気持ちになる。
街と街道と海岸が近いというか、一体化しているイメージが強い。
道の駅あつみとあつみ温泉
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昼飯は「道の駅あつみ」で。
もう少し早く到着する予定だったが、プチ登山とスキー場まで行ったこともあり1時間のズレ。
でも、あまり並ぶことなくテーブルに着くことが出来た。
ここの食事は数キロ先の「鼠ヶ関漁港」で水揚げされた前浜の魚を使っているらしい。
普段はケチってコンビニで済ますのだが、せっかくここまで来たからには美味い飯を。
海っぺりの道の駅、定番の「刺身定食」を頼む。
この内容で1450円だから、悪くない。
隣の人が食べているのと、若干量的に違う感じもあったけど(笑)。
誤差の範囲ということで。
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レストランだけではなく、いろいろな店舗が並んでいる。
この日は「紅えびフェア」をやっていたんだけど、昼飯を食べ終わった頃には目当ての商品は売り切れ…(涙)。
ホタテやサザエなどを焼いているほか、いろいろな食べ物もあったんだけど、とにかくメチャクチャ暑くて何もする気が起きなくなる。
ここから先「暑い」が何度も出てきますけど、ガマンしてお付き合いください(笑)。
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心身をリセットしたくて、ここから10分ほど走ったところにある「あつみ温泉」へ。
知らなかったけど、1000年くらい前から続いている温泉で「あつみ」も昔は温かい水が海に流れるから「温海」と表記していたとか…
どこが良いか分からなかったけど、日帰り入浴が可能なホテル「たちばなや」をチョイス。
ラグジュアリーな感じのホテルで入浴料は1,000円と少し高めだが、これまた広々としたいかにもリゾート温泉的な内風呂と露天風呂があって心地よい。
手拭いをくれるほか、ふかふかのバスタオルを貸し出してくれるし、アメニティグッズも充実。
このまま、ここに泊まればいいんじゃないか?てな感じでした(笑)。
さらに、少し離れた駐車場、5分も歩かない距離なのにホテルのクルマで送迎してくれる!
まさにVIP待遇!!
ボロいバイクに送ってもらうのが恥ずかしかったぜ(笑)。
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キャンプ場 ふるさとむら宝谷ふれあい広場
身も心もさっぱりした後は、月山方面へ戻るように走る。
キャンプ場の選定については、少し迷っていた。
ひとつは「タキタロウ公園オートキャンプ場」。
東大鳥川が目の前に拡がり、山形版UMAともいえるタキタロウが居るとか居ないとか…
キャンプ場のすぐそばには釣り堀もあるし、ガチで釣りをするなら山に分け入った場所にも釣りポイントがある。
バイクでの利用は500円。
トイレも炊事場もあるし、温泉ではないけどキャンプ場付近の旅館「朝日屋」が風呂を貸してくれる(ただし予約制)。
おそらく、そんなに賑わっていないだろうから、静かに過ごすならココだろう。
が、食糧調達が出来そうなところまでは20km以上あり、いちばん近い温泉までは30km近くある。
個人的には「飯、風呂、寝る」の順番がいいのだが、そうすると晩飯をキャンプ場で食べた後、風呂へ入りに行かなければならない。
おそらく21:00には閉店するから、逆算すると19:00には食事と片づけを済ませる必要がある。
ちょっとそれは面倒くさい。
もうひとつは、羽黒山の中腹にある休暇村庄内羽黒に併設されたキャンプ場。
もともと立派なホテルなので、キャンプ場も立派。
時間指定はあるものの、キャンプ場利用客も温泉に入れる。
1日2日、風呂に入らなくてもどうってことないかもしれないけど、せっかくなら風呂にも入りたい!
トイレも炊事場も完備されていてほしい!
そんな人にはオススメ。
お値段も立派で、フリーサイトでもサイト使用料が2000円、ほか宿泊料が1人600円。
まあ、ここまで至れり尽くせりなら、しゃあないかも。
ただ、キャンプサイトまでクルマやバイクが乗り入れ出来ない。
「バイクやクルマのそばがいい!」ていうなら、オートサイトもある。
でも、個人的には予算オーバーだし、オトコ独りのソロキャンプだから、もう少し静かなところがいい。
というわけで探し出したのが「ふるさとむら宝谷ふれあい広場」。
鶴岡市の中心部から南東方向、宝谷と呼ばれる場所にある公営施設。
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住所は鶴岡市なのだが、近くにはスキー場もあるくらいだから、それなりに高いところにある。
キャンプ場は斜面の縁につくられており、鶴岡市中心部を一望できるシティビュー。
テントサイトは土のうで土台をつくって砂で整地している。
おそらく雨の日も水はけは良い気がする。
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利用は「鶴岡市 櫛引庁舎産業課 0235-57-2115」へ電話予約が必要。
利用料は1名500円なので、タキタロウ公園と同じだけど、市内中心部まで20分足らず。
2か所ある温泉施設も10分程度、というアクセスの良さ。
クルマなら、クーラーボックスも余裕で積み込めるので、どこでも自由に食材を調達できるけど、バイクはそういうわけにいかない。
できれば、キャンプ場到着する直前に食材を買いたい。
夕飯を食べたら、あちこち煙臭くなるので、寝る前に風呂に入りたい。
ナイトランは怖いから、なるべく近くに風呂がある方がいい。
そういう意味では、優良物件なんじゃないでしょうか。
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今夜の食事は途中のヤマザワくしびき店で購入した焼き鳥と砂肝など。
先日購入した卓上グリル、そこそこ苦労して作ったキャリア兼テーブルが大活躍。
今回グリルに使った炭は、ホムセン製品の買い置き。
が、ツーリング+キャンプだったら「加工炭」がいいかも。
通常の炭が悪いわけではないけど、収納性がイマイチ。
出来るだけコンパクトにしたいなら、こういう製品が良さげ。
ちゃっちゃかと飯を済ませて、ナイトラン。
向かう先は、温泉施設。
『櫛引温泉 ゆ〜Town』
スーパー銭湯のような沸かし湯なのかと思いきや「源泉100%のお湯を流しっぱなしで使用。
循環も沸かし直しもしていません」という素晴らしい施設。
猛暑で汗だく、疲労困憊した身体を癒すには、うってつけ。
閉店近くまで入った後は、夜風に吹かれながらキャンプ場へ戻る。
しかし、この日は本当に暑くて、寝袋も使わない(使えない)ほどの猛暑。
台風の影響なのか、風は強かったけど、茂みで遮られてテントの中にはあまり風が入らなかった。
翌日は、スロースタート。
本当に暑くて、あまり良く眠れなかった。
こんなに暑い夜も、珍しいかも。
朝ごはんは、昨日スーパーから買っておいた食パンと卵とソーセージ。
いざ調理開始、と思ったら、まさかの雨。
ビニールハウスへ移動して調理再開。
ダイソー鉄板で目玉焼きをつくる。
ところが、テーブルがやや傾いていたらしく、卵は鉄板のスリットから落ちてしまった。
しょうがないので、メスティンの蓋で調理。
キレイに焼けて、めでたしめでたし。
しかし、トーストの上に乗せようとして黄身が残念なことに(笑)。
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朝のコーヒーは宮城県塩釜市のカフェ、natural born style.(ナチュラルボーンスタイル)のドリップパック。
普段はカフェオレしか飲まないクセに、カッコつけてブラックを飲んでみたりするのもキャンプの魅力でしょう(笑)。
月山八合目
先ほどまでの雨はにわか雨だったらしいが、これからどうなるか分からないのでそそくさと撤収。
相変わらず風は吹いているのだが、暑さはおさまるどころか、だんだん強くなってくる。
おそらく今日も35℃オーバーだろう。
昨日、月山スキー場へ登ったのは、今日の天気が心配だったから。
曇りや雨っぽかったら、そのまま帰宅しようと思っていたのだが、快晴だったので月山八合目へ。
狭いヘアピンが連続する峠道は、雨だったら心折れるだろうけど、今日は最高のコンディション。
景色を眺める余裕さえあった。
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ただ、茂みや木々でブラインドになっていることもあり、登山客を乗せた大型バスも走る。
すれ違うのも大変な道なので、無理に突っ込まないように。
特に下り道は、バイクはバックが出来ないので要注意。
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ようやく到着した月山八合目。
写真がダメ過ぎて全く伝わらないけど、ものすごいパノラマ!
素晴らしい眺めだったけど、バイクがぶっ倒れるんじゃないか、というほどの強風。
荷物も満載だったし、停める方向を間違えたら、やばかったかもしれない。
ちなみに、羽黒山の方には大きな雨雲がかかっているのが見えた。
銀山温泉
月山を降りたら、そのまま帰宅ルート。
帰りは最上川を見ながら尾花沢方面へ。
いつもなら、そのまま峠道を走って帰宅するのだが、今日は銀山温泉へ。
と、その前に銀山大正ろまん館で休憩と昼飯。
山形名物の「ゲソ天もりそば」を食す。
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普段は蕎麦=「盛りそば」一択なのだが、スタミナが奪われてしまった身体に揚げ物でガッツを注入。
失われた水分と塩分とカロリーを補う。
大正ろまん館では、食事だけではなく、ご当地お土産も充実している。
腹が膨れたところで、銀山温泉へ。
大正時代の雰囲気を色濃く残した小さな温泉街で、元々はその名の通り「銀」の鉱山があった場所だ。
最盛期には20万人から30万人の人口がいたというから驚き。
しかし、江戸時代の初期には閉山、湯治場としてリスタートしたという。
街道沿いでもないし、袋小路のような場所に建てられた温泉街だが、大ヒット作「おしん」の舞台になったことで、フィーバー(死語)したらしい。
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![](https://i0.wp.com/z1r2takeda.com/wp/wp-content/uploads/2022/09/DSC_0637.jpg?resize=756%2C426&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/z1r2takeda.com/wp/wp-content/uploads/2022/09/DSC_0641.jpg?resize=756%2C426&ssl=1)
銀山温泉の真ん中を流れる「銀山川」には、沢山のニジマスが放たれている。
写真じゃ見づらいだろうけど40cm~50cmくらいの巨体が。
これ、どうなるんだろ。
食べるわけじゃないだろうし…
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三連休の銀山は、さすがは山形でもトップクラスの観光地。
足湯に入るにも、かなり混んでいて自分のタイミングで入ることが出来なかった。
ところで、日帰りで銀山温泉へ行く場合、クルマは専用駐車場に停めるしかない(宿泊客はそれぞれの宿が駐車場を持っている)。
ワタクシのように、歩くのが大嫌いな人、足腰が不自由な方は駐車場から温泉街までバスが出ているので、そちらを利用するとOK。
ここでトラブル。
銀山温泉から鍋越峠を走っている途中、キャブのフィルターが脱落。
慌てて戻ってみたのだが、茂みの奥へ入ってしまったらしく、何処にも見つからない。
そもそも正確にピンポイントで探さないと無理よね…
K&Nなら何時間でも探しただろうけど、雨も降ってきたので家路を急ぐことに。
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途中でかなり降られたけど、エンジンはグズることなく無事に帰宅。
恒例の走行距離。
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500kmちょいなので、距離自体は大したことない。
でも、プチ登山もしたし、月山も行ったし、温泉も堪能できてよござんした。
あまりの暑さに熱中症寸前だったけど(笑)。
今年、あと1回くらい行けたらいいんだけど…