2020年04月19日 Z1Rのクラッチレバー交換

メンテナンス

ブログ版 空冷zとの戦いを読んで頂いている方々(いるのか?そんな人たち)はご存知の通り、いまはDT125Rの修理で手一杯…なんだけど、部品が来ないので一時中断。
そんな折、旧知のZ乗り大先輩から「面白いのが某サイトで販売している」との情報提供が。

長年、重たくて悩んでいる「クラッチ」をどうにかしてくれそうなパーツだ。
レバーの回転軸とタイコの位置が少し遠いヤツなので「これなら軽いんじゃない?」という話。

大先輩は「参考までに」という感じだったんだけど「不要不急の外出を控えなさい」という社会的ムーヴメントのおかげで外出が減ってしまったので、悔し紛れに衝動買い。
送料込みで1700円くらいなので、失敗しても「失敗しました~」という投稿と共に数日間、昼飯を抜けばチャラになるでしょ。

到着したのは、こんな感じのパーツ。アルミの鋳物で、当たり前だけど「高級感ゼロ」(笑)。西の大国で作らせたプロ仕様。
プロフェショナルじゃなくてプロレタリアートの方ね。
何しろ使っているボルトやナットがショボい。Zミーティングでこんなパーツ付けてるマシンで乗りつけたら笑われた挙句、SNSで晒されそうです。

造りのショボさは値段相応の想定内として、大事なのはクラッチが軽くなるか否か。貧乏でもそこは譲れない。
とりあえず、寸法を計測してみる。

シオシオした方が純正。支点とタイコの距離は25mm。
一方、新品は35mmなので、確かに距離は遠い。宣伝文句に偽りはない。
というわけで、古いパーツやらスイッチボックスを外してやる。
せっかくなので、クラッチ・ワイヤーの中にベルハンマーを突っ込んでやる。

結構高いけど、染み込んでいく感じは良いので「ここぞ」の場面で使うのは良いと思います。

ちなみにタイコを入れ替えする時は、クラッチレバー周辺をバラバラにした方が手っ取り早いです。アジャスターを緩めて…と楽しようとすると、たいてい時間がかかるのと、かえって手間になる(特に我々サンメカは)。
組みつけようと思ったら、見つけました。
バリバリ君。

この価格なので、クオリティに文句は言えません(笑)。

文句を言っても始まらないので、ヤスリで削ってやる。
で、さらに発見したのが、土台とレバーのクリアランス、笑っちゃうくらいガバガバのガタガタ。
販売サイトでは「レバーがガタガタに感じるかもしれませんが、抵抗を減らすためにそうなっています」と、あらかじめ書いてある(笑)。

商売ってのは、こうじゃなくちゃイカン。
万が一、図面の発注ミスとか工場のクオリティが低くて、クリアランスがおかしいことになったとしても「意図してやったのだ」と言い張れば良いんです。
勉強になるなあ(笑)。
とはいえ、これはさすがに笑いっぱなしには出来ない。

クリアランスというよりも、ホルダー(土台)がレバーを包み込むように設計されていない構造上の欠…特徴ね。
ボルト&ナット&ワッシャーを集めた箱から、適当なワッシャーを見つけてホルダーとレバーの間に挟めてみたら、これがドンピシャ(死語)。
ホルダーからもワッシャーが、はみ出ないので良いと思われます。

このホルダーに変えても「パッシング」への干渉は解消されず(涙)。
しょうがないので、前の通り、少し角度をつけてパッシングボタンがレバーに当たらないようにしております。

忘れちゃならないのが、スターター・ロックアウト・スイッチ。
線は自分でつなぐ仕様なので、これまたガラクタ箱から適当な線を抜いて接続。
スイッチは別体式なので、外した状態でスイッチ側にリード線をつなぎ、はんだ付け(カプラーでもいけるけど、やや頼りないので半田で溶接)してからホルダーに遠し、最後に端子をつけてオシマイ。

今回のポイントは「ガラクタ箱にどれだけ沢山パーツが入っているか」ね。
長い間、自分でバイクをいじる人たちには「当たり前」だろうけど、これから自分でバイクをいじっていこうと思うのであれば、キレイな工具だけじゃなくて、いつ活躍するのか分からないネジやら、訳の分からないパーツをストックしておくと、だいたい役に立つ時がやってくる。

良く使いそうなヤツは、こんな感じで小さい箱に分けています。
シオシオなのもあるんだけど、車体に使わないまでも「仮止め」とか「寸法の比較」などに使う場合もあるので。
最後の写真はオマケ。
時々、やらかす「忘れ物」。

【今回の出費】
クラッチレバー&ホルダー 1,810円(送料込)

追伸
その後、レバーの軸になっている+ネジ頭のボルトを止めるナットが、どこかへ飛んでいきました(笑)。

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