8月23日 [留辺蘂~帯広~富良野] 豚丼制覇!
朝、起きてみたら昨日の豪雨はウソのように晴れ渡っていた。
大気中の不純物を強い雨が流し去ったようなすがすがしさだ。
他のライダーたちも青空を仰ぎ、安堵した表情を浮かべている。
だが、すぐに出発できるわけではない。
まだ水滴がついているテントをアスファルトの上に広げ、ひたすら乾くのを待つ。
これが曇りだったら最悪。
ウェスなどで丹念に水気を拭き取らなければならない。
こいつを怠ると、次に使う時に大変なことになる。
30分ほどでテントは乾き、ようやく出発。
留辺蘂から西に向かい、メジャー観光地の『層雲峡』『三国峠』へ。
この辺りは摩周湖のように観光バスが多く、いつも混みあっている。
ゆったりと走りたいなら早朝がお勧め。
早朝の三国峠から下界を見渡すと、雲海と樹海が絶妙なマーブル模様が堪能できる。
道内最高地の峠ではあるが、コース自体はゆるやか。
初心者ライダーも余裕を持って走りを楽しめるはずだ。
物足りなさを感じたなら、糠平湖から国道273号線を西に折れてみるといい。
然別湖へ向かう森の中の峠道は、タイトな連続コーナー。
道幅が狭く、路面状況もあまりいいとはいえないが、運転の楽しみは味わえると思う。
ただ、自動車も多いので、調子に乗って煽ったりしないように。
都市部にはなるべく近づきたくなかったのだが、帯広で『ぱんちょう』の豚丼を食べたかったのだ。
ツーリングマップル、その他のガイドブックを見ても、必ず取り上げられている豚丼。
写真で見ると、すげえ美味そうじゃない?
こってりとした分厚い肉、噛むと肉汁とタレが混ざり合って、ゴハンを食べると丁度いい甘辛さになって…
イメージするだけで口の中でよだれが溢れてくる。
前回帯広を通ったのも、この豚丼が目当てだった。
ところが、店の前は長蛇の列。
並んでいる人たちで店の場所が分かったくらい。
この日も、店の前にはズラリと人だかりが出来ていた。
こんな炎天下で、よくもまあ耐えられるものだ。
とはいえ、この列に加わらなければ豚丼にはありつけない。
実際並んでみると、回転率がいいのか、5分にひとりくらいのペースで出入りする。
それでも時間のない旅行者は諦めて列から外れていった。
容赦なく照りつける太陽に挫折しそうになったが、今回は耐えたね。
だって2年越しの夢だもんよ。
30分ほど待って、ようやく席に案内される。
店の中が、これまたすごい光景。
客が肩を寄せ合うようにして豚丼にかぶりついている。
そうまでして食っても美味いものなのか!?
期待はさらに高まる。
席に着いてさらに30分後、ようやくお待ちかねの豚丼登場。
肉の量によって松・竹・梅があり、オレは竹を注文。
普通、丼モノには味噌汁が着くのだが、ここでは味噌汁などは別オーダーとなる。
味の方は、思っていたほど肉が柔らかくなく、もう少しタレが欲しいところ。
断っておくが、決してマズイわけではない。
炭火で焼かれた肉は香ばしいし、タレの味そのものは、イメージ通り。
でも、もうひとつ…もうひと声なんだわ。何がそう思わせるのだろう。
多分、もうちょっとパンチの効いた…あと少しこってりしてもいいかと…いや、こういうのは個人差だからな。
行ったなら、話の種に食べてみるとよろしい。
豚丼で腹を満たし、富良野へと向かう。
目当てはもちろん、温泉。
十勝岳の吹上温泉に入りたかったのだ。
富良野といえば『北の国から』関連の観光地だが、昨年立ち寄ったのでスルー。
とりあえず、明るいうちにねぐらを決める。
今日のキャンプ場は、上富良野町の日の出公園キャンプ場。
十勝岳へ登る吹上上富良野線の途中にあり、小高い丘の斜面いっぱいにラベンダーが植えてある、しゃれたキャンプ場だ(というより、公園にキャンプ場が付属しているだけ)。
料金は無料なのだが、水洗トイレ、広い炊事場と設備は整っている。
そのせいか、ライダーたちには「お勧めキャンプ場」として知られており、多くのライダーが利用している。
現在オートキャンプ場を建設中で、オープンと同時に有料化されるだろう。
テントを設営し、さっそく吹上温泉へ登ろうとしたが、途中で雨に遭遇。
濡れるのはそれほど問題ないのだが、寒さに耐えられずUターン。
上まで行けば温まれるかと思ったが、帰りに湯冷めしては元も子もない。
仕方ないので、キャンプ場から一番近いフラヌイ温泉に入る。
温泉といっても、商店街の真ん中にあるので見た感じは銭湯。
といっても、宿泊施設も完備したれっきとした温泉旅館だ。ケロリンの桶が置いてあっても温泉だ(しつこい)。普通の暖かい湯船とそのまま源泉を入れた湯船がある。
源泉は36度しかないので、入ると冷たい。だが、有効成分は変わらないので、こっちに浸かっていた方がのぼせなくていいかも。
キャンプ場に戻ると、テントが増えており、あちこちで美味そうな匂いと歓声があがっている。
オレも近所のライダーたちにお呼ばれ。それぞれ酒やツマミを持ち寄り、呑んで食ってバカ話して…と、久々に賑やかな夜になった。
「オレ、さっき吹上温泉に行こうとしたんだけど、雨が降っててさあ。行きたかったなあ」
宴も終わりかけた頃、何気に呟いた。
「あそこって混浴なんですよねえ。最高ですよねえ」
「行きませんか?今くらいの時間が、女の子たちも来てるんですよ」
「そうそう、カップルとか冷やかしちゃったりして…ああ、いいなあカップル!」
「え?行っちゃう?行っちゃうかあ!」
こうなると、ライダーってのはたちが悪い。
言うが早いか上着をはおり、ブーツを履く。
すっかりエロ・モードである。
ちなみに、酔いは覚めていた(はず)…ので、酒気帯び、飲酒運転にはならないので悪しからず。「ウソつくな」って?
本人が酔ってないっていうんだから、問題なし。
淡い期待と濃い欲望に目をギラギラさせながら、15km先の温泉まで峠道をぶっ飛ばす。
夕方前に登った時は雨模様だったのだが、温泉に到着したら満天の星空。
これだけキレイに星が見えるのも、周囲に明かりがないから。
駐車場から温泉まで行くには、ほとんど手探り。
夜中に行くならマグライトは必需品。
湯船の周りは滑りやすいので、足元に注意だ。
湯船は二つあって、片方は湧き水(?)をホースで引き込んで温度調整してある。
浅い部分もあるので、寝ッ転んで空を眺めるのもラク。となりの湯船は非常に熱くて、昨年は「熱ぃ!!」と飛び上がった。
ついでにそのまま転倒し、居合わせた女の子たちに大変つまらないものを披露してしまった。
「いやあ、来てみるもんだねェ…」
空を見上げた瞬間、さっきまでのエロ・モードは何処へやら。
あまりの美しさに、しばし時を忘れて全員が夜空を眺める。
1時間半くらい出たり入ったりしているうちに、雨がパラついてきたのでキャンプ場へ戻ることに。
駐車場までの暗い山道を歩いていたら、女の子たちの集団が現れた。
ガーン!!あと10分…いや5分待っていれば、念願の混浴が実現したというのに…もう、この旅一番のショック!
一緒に入れるわけでもないのに、マグライトで足元を照らしてやってさ…何てお人好しなんだろう、オレたち…
「やあねえ、オトコって!混浴とか聞くとすぐに嬉しそうにしちゃってさ」なんて声が聞こえてきそうだが…
オトコなんてそんなもんなのだよ。
なあ、男性諸君!?
【今日の温泉】
フラヌイ温泉。泉質は炭酸水素塩泉。効能は神経痛・筋肉痛・五十肩など。
料金は大人600円。
キャンプ場から徒歩圏内なのがありがたい。ただ、値段がちょっと高いような…キャンプ場が無料なのでプラス・マイナスゼロといったとこか。
吹上露天の湯。泉質は酸性-ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉。
効能は神経痛・慢性皮膚病・動脈硬化症・筋肉痛・関節痛など。
ふたつの湯船のうち、片方はとにかく熱い。
何故かこういう熱いお湯にはジーサン・バーサンが入っているんだよな。本当は年寄りがあんなに熱い風呂に入っちゃいけないんじゃ…
8月24日 [富良野~札幌] 試食で腹を満たせ!
本日も快晴。
軽く朝食を済ませて撤収の準備をしていたら、軽トラックに乗った牛乳屋さんがやってきた。
車体には、最近話題の大手メーカーの社名が…そのメーカーと契約している専売店なのだろう。
例の大事件のおかげで、90%も売上がダウンした専売店もある。
メーカーは資金も豊富だから、乗り切ることが出来るだろう(後日談だが、リストラ計画を発表したよな)。
でも、専売店…専売店なんて書くと新聞記事みたいだな。
街の牛乳屋さんといった方が分かりやすいだろう。
個人経営の小さな店がほとんどで、売上げが9割も落ちたらアウトだ。
牛乳屋には何の責任もないのにさ。
軽トラのおじさんが車についた拡声器で「牛乳でーす。牛乳はいかがですかあ」と声を張り上げる。
「気の毒だからな。一本くらい買おうか」「そうしますか…」
傍にいたライダーたちとトラックに向かう。ライダーに関しては、事件の影響は少ないようだ。
「天気もいいし、牛乳も美味いなあ」
腰に手を当てて牛乳を飲み干す。
すると、おじさんが拡声器をラジオに切り替えた。スピーカーからニュースが流れてくる。
『…製品に異常が発見されたY印乳業大樹工場の…』
またも事件が発生。
しかも道内の工場だ。
まったくもってけしからん話だ。
けど、おじさんが牛乳を売ってる傍で、そういうニュースが軽トラから流れてくるもんだから、コントみたいで可笑しかった。
いや、ホントは笑い事じゃないんだけど…
おじさんの何食わぬ顔で牛乳を売ってる姿が、余計笑いを誘って…
メーカーの不祥事なんかに負けるな!頑張ってくれよ、おじさん!
昨夜、一緒に吹上温泉まで登ったバルカン乗りの岩井君が「富良野を観光したい!」ってんで、道案内を買って出る。
昨年、オレはJUNと二人で富良野や美瑛のメジャーな観光スポットを総ナメにしたので、どこに何があるかは大体覚えている。
岩井君のリクエストで、『五郎の石の家』、『麓郷の森(五郎の丸太小屋)』などの『北の国から』関連の施設を回ってみる。
正直、あのドラマは熱心に見ていたわけではない。設定やストーリーもコントで知ったくらいだし。
だが「見れそうな所は見ておく」のが、オレの旅の鉄則。
他の連中がつまらないと感じても、自分にとっては面白い場合もある。
滅多に来れないような場所ならなおさらだ。
メジャー、マイナーを問わず、興味があったら訪れてみた方が後々悔やむことにならない。
今回面白かったのが、ワイン工場とチーズ工房。
最初に訪れたのが、チーズ工房。
敷地内に富良野チーズ工房、富良野手づくり体験工房、ふらのアイスミルク工場があるが、建物はひとつ。
チーズの歴史や種類の違いなどがパネルで展示されており、試食も可能。
数種類のチーズが食い放題(あくまで試食)なもんだから、オレと岩井君はガンガン食ったね。
タチが悪いと思われようが何だろうが、ハイエナのように食いまくったね。全部で1ラウンド(丸一個)は食ったんじゃないか?
チーズもさることながら、牛乳が美味かった。
生クリームが浮いているような濃い牛乳で、牛乳屋のおじさんには悪いが「朝に飲んだ牛乳は何だったんだ?」って思ったりして…
言っておくが、こいつはちゃんと買って飲んだんだぞ。
本当ならパンやバターづくりを体験したかったのだが、事前に予約しなければならない(当日予約でも可能なものもある)。
残念ながら、今回はパス。
体験コースのスケジュールや料金については、0167-23-1156へ。
試食用のチーズとアイスクリームで腹を満たした後は、ワイン工場へ。
ここでもタダでワインを飲みまくり…といきたかったが、酔っ払って田んぼや畑に突っ込んだらシャレにならないので、赤、白、ロゼを試飲用のグラスで一杯ずつ。
「ワインは苦手で…」という人は、近くのぶどう果汁工場へ行ってみるといい。ワイン用のブドウを絞ったジュースを飲ませてもらえる。また、近くには大きなラベンダー畑があり、夜になるとライトアップされる。
問い合わせ先は、富良野市ぶどう果樹研究所(電話:0167-22-3242)まで。
ワイン工場を見た後、一路札幌方面へ。
本当はもう少しあちこち見て回りたかったのだが、週間予報によれば天気は下り坂。
しかも、雨が続きそうだ。
他に見たいところもないので、そろそろ南下してもいい頃だろう。
岩井君も札幌に向かうってんで、途中まで一緒に走る。
オレは札幌で仕事絡みの用事があったので、高速に乗った。
夕方前に札幌到着。
用事を済ませたら、7時を回っていた。
今日はユースに宿泊。
自分のペースで寝たり起きたり出来ない、荷物を部屋まで運ぶのが大変、目の届かない場所にバイクを置くので心配ってんで、ユースホステルは敬遠していたのだが、今からキャンプ場を探すのも大変なので仕方ない。
札幌市内に新しいユースホステル…札幌国際ユースホステルが出来たというので、そこへ行って見ることにした。
この旅一番!超豪華ユースホステル登場!!
札幌国際ユースホステルは、2000年に建てられたばかりの鉄筋4階建て。
札幌駅から地下鉄東豊線(福住行に乗って、)学園前下車2番出口から徒歩2分。
といっても、ライダーは地下鉄に乗らないか。
札幌駅から南東を目指して走り、豊平川を渡った辺りだ。
最近オープンしただけあって、建物は非常にキレイで立派。
なかなか発見できず何度もその前を通ったが、とてもユースには見えない。
どっかの社員寮というか、女性専用マンションという感じだ。
隣に留学生交流センターもあり、オレみたいに薄汚れたライダーには敷居が高い気がしないでもない。
受付を済ませて荷物を運ぼうとすると「バイクはこちらへ置いて下さい」と、館内の奥へ案内される。
そう…なんと、ここにはガレージまで用意されているのだ。
物置じゃないぞ。ちゃんと建物の中からガレージに入り、シャッターは電動式。
もう夢のようである。
もちろん部屋もゴージャス。
オレが泊まった4人部屋にはTV、暗証番号式のロッカー、テーブルとソファまである。
アルコール類の持込が禁止されているユースもあるが、ここじゃ喫煙所の脇にビールの自販機さえ置いてある。
とどめに、地下の風呂はジェットバスときたもんだ。
これで宿泊費は3200円。そりゃキャンプ場やライダーハウスに比べれば高いかもしれない。
けど、払った金に見合った…いや、それ以上の満足感は得られるはずだ。
事実、同じ部屋になったライダーたちも、かなりビックリしていた。
札幌に泊まることがあったら、是非行ってみて欲しい。ススキノも近いことだし。
門限は確か12時だったので、ススキノで豪遊する人は早めに帰ってこないと締め出しを食らうぞ。
ところで、一緒の部屋に泊まったライダー(名前聞くの忘れた)に、メロンをご馳走になった。
その節は、どうもご馳走様!!
8月25日 [札幌~函館~本州へ] 最後のライダーと最後の船出
天気が崩れないうちに函館へ向かう。
国道230号線でニセコに向かい、後は来た時と同じように走るだけである。
本当は有珠山の噴火で大変だった洞爺湖にも行ってみようかと思っていた。
だが、何も手助けは出来ないし、興味本位で訪れるのも何なので復興してから訪れることにする。
ニセコ辺りまでは時折青空も見えてきたが、長万部に着いた頃には分厚い雲が空を覆っている。
「頼むから降ってくれるなよ…」と心の底から祈るが、ついに雨粒がシールドを叩き始めた。
去年も最後の方で雨にやられた。しかも、場所は道南。
初日のニセコといい、どうも道南には嫌われているようだ。
雨具を出そうかどうか迷っているうちに、ジーンズの裾がずっしりと重くなっていた。
この後、どこかでキャンプするなら雨天装備にチェンジしてもいいが、函館まで行ったら船に乗るだけだ。
面倒臭さの方が勝ったため、雲を追い越す作戦に出る。
本当なら駒ケ岳、恵山を経由したかったのだが、大沼から七飯方面に抜ける。
大沼を通り過ぎた頃には空も晴れ渡り、濡れた服も乾いていた。
途中で銀行に立ち寄り、資金を補充。
乗りたかった船の乗船手続きに間に合い、ホッとする。
マシンを船に載せるまで、ボンヤリしていたら、ひとりのライダーに声をかけられた。
彼は東京の学生で、名前は森本君。
学生生活最後の夏休みを利用して、ツーリングに出たのだという。
最初は東北ツーリングだったのだが、勢い余って北海道まで来てしまったという…
そりゃ学生やフリーターは、社会人に比べれば時間に余裕がある。
けど、港から北を眺めて「ああ、あっちが北海道かァ。いつか行ってみたいな」と引き返すか「ココまで来たなら、いっちょ行ってやろうか」と乗船手続きをとるか…
どっちが偉いとか正しいとかないけど、彼のような行き当たりばったりの旅も、一度くらいは経験してもいいと思う。
オレだって、豪州をツーリングした時、まさか旅の途中で地球の裏側まで飛んでくなんて思いもよらなかった。
人生なんて予定通りにゃ進まないし、だからこそ面白いってもんだ。
だって今、この瞬間に神様でもドラえもんでも目の前に現れて「ホラホラ、お前はこんな風な人生を歩むんだぞ」なんて種明かしされたら、例えハッピーエンドでも楽しみは半減するだろう。
ホントにそんなのが現れたら、意地でも未来を変えてやるけどな…
いや、でもスヴェトラーナ・ホルキナとかシャルロット・ゲンズブールが奥さんになってたら許すけど(笑)。
もし日本人だったら…
妄想するとキリがないので、話を戻そう。
見た目爽やか、やること大胆の森本君に連れられ、ラッキーピエロに行ってみる。
ハンバーガーとカレーライスが売り物のレストランで、ツーリング・マップルにも紹介されてるのでライダーにはお馴染みだ。
とかいいつつ、森本君から聞くまで知らなかったという…
船の中でチャイニーズチキンバーガーとオリジナルカレーを食べながら、今回の旅を振り返ってみる。
去年も来ただけに「新鮮さ」は少なかったかもしれない。
でも、その分じっくりと見ることが出来る。
例え前に訪れた場所であっても、その時の気分で景色は変わって見えるものだ。
今年もいろんな人に出会い、いろんな景色を見た。
いろんなことを考えたし、悩んだりもした。
オーバーかもしれないが人生というヤツを見つめ直してみたりもした。
何をそんなに考えたのかって?
まあイロイロとあるのだが、答えのひとつを披露してみよう。
とうとう会社に辞意表明したのだよ…!
理由やら何やらはまたの機会ということで…とにもかくにも、オレは生き方を変えてみることにしたのだ。
仙台に到着した頃には、田んぼの稲が僅かに色づいていた。
Summer Touring 2000 東北・北海道 1
Summer Touring 2000 東北・北海道 2
Summer Touring 2000 東北・北海道 3
Summer Touring 2000 東北・北海道 4
Summer Touring 2000 東北・北海道 5
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