龍横健で昼飯を食べるだけの200km

ツーリング

『空冷Zとの戦い』が、まだGeoctiesで容量何メガで展開していた20年以上も昔、サイトを見てくれている方々とのやり取りは、もっぱらBBS…掲示板だった。
どういう流れでそうなったのか覚えていないが「ノーマルのエキパイとマフラーが欲しい」という感じでポロっと書いたら「うちにあるんでどうでしょう?」という書き込みが。
お隣の県からエキパイとマフラーを持ってきてくれて…もうあれから20年以上…おそろしい。

で、時々、会ってたんだけど、いつの間にかラーメン屋さんになってて、これがまたマニアを唸らせる出来栄えで。
ところが、いつも遊んでた土日は書き入れ時なので、食べに行っても大した話も出来ずに帰ってきてしまうので、ならば平日ならどうだ!とばかりに訪ねてきました。

宮城県から山形県に向かうルートは何本もあるんだけど、今日は比較的渋滞の少ない峠道を。
国道347号線を使ったルート。

宮城県側から行くと、左手に渓流を見ながら走れる美しい峠道だ。
尾花沢市までは30分くらいで到達できる。
あとは延々と国道347号線を走れば辿り着くのだが、それだと面白くない。

なので、今回は347号線から県道29号線に折れて「背あぶり峠」と呼ばれる道を走る。
背脂ならぬ背あぶりとは、これいかに?
かつて、尾花沢市の延沢に住んでいた人々が、村山まで買い出しなどに使う道だったのだそうだ。
夜明け前に出発すると背中に朝日を浴び、村山から戻る時には背中に夕陽を浴びることから「背炙り峠」と呼ばれるようになったのだそうだ。

延沢の田園風景

国道347号線から入る場合、郵便局と駐在所を目印にするとよいが、仙台方面から来ると曲がり角がやや見づらいので見落とし注意。

峠道は軽自動車が1台もすれ違えないほどの狭い道。
イメージとしては国道286号線の「笹谷峠」が近いかもしれない。
背あぶり峠の路面は、それよりもハードで、オーバースピードになるとガードレールに当たるくらいならまだいいが、路肩を踏み外して転落の恐れもある。
その代わり、途中で見下ろす景色は素晴らしい。

峠道自体はそんなに長くない(多分、3kmあるかどうか)。
山を下りたら、あとは基本的に街中を走るだけ。

午後1時ちょいちょいに到着。
平日、昼飯時をずらして来てみたけど、お客さんがチラホラ。

ラーメンもしくは冷たいラーメンの2種類。
せっかく山形に来たので冷たいラーメン「肉中華」を食べる。

大きくて歯ごたえのあるメンマ、歯ごたえのある鶏肉。
スープは冷たいラーメンに合わせているのでしょう、口当たりがやさしい。
14時のL.O後、久しぶりにバイクを見て頂いて…といっても、今回は直したばかりなので「まあ、無事で走っているようで何より」という感じで。

閉店後も忙しいオーナーに別れを告げたら、さっさと帰宅。
自営業者は平日の昼間から気楽ね、と言われるかもしれないが、帳尻合わせが待っている。

帰りは最短ルートの国道48号線。
最短とはいっても、ここは仙台の街中へダイレクトに抜ける道なので、大型トラック、バス、さまざまなクルマが通る。
休日ともなれば大混雑となり、特に帰り路はどちらも大渋滞。
今日は平日だから少しはマシかと思いきや、それなりにノロノロ運転。
おまけに山の中に入ったら、大気の状態が不安定とかいうヤツで土砂降りに。
去年の今頃もそんな感じで、その時はTシャツに菜っ葉服1枚を羽織っただけ。
高速で凍えそうになって帰宅した。

今回も菜っ葉服…の上にレザージャケットを重ね、足元はブーツ。
デニムは水浸しになったが、さすがレザーは丈夫。
仙台の街中まで戻ったら、すっかり雨もやんでいた。

そういえば、こないだつけたBluetoothのヘッドセットは良好。
音楽を聴きながら帰りました。
音はやっぱりそんなによろしくないけど、音源自体の音が良いと聴こえ方も良いみたい。

ホント、ただラーメンを食べて帰ってきただけだけど、走行距離は200kmに迫っていた。
5月の大トラブルから初めての長距離だったが、特に問題はなさそう。
よかった、よかった。